立杭焼

2017年3月21日火曜日

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先週の金曜日、母と妹と私の三婆のタイミングが合ったので、久しぶりに揃って出かけようということになりました。アウトレット?神戸のイケア?好天の予報だったので、どこかにドライブでも行くかなと考えていて、ふと思い立ったのが兵庫陶芸美術館でした。
前回、私が立杭焼を見に行ったのは・・・わぁ、なんと22年も前! 当時は陶芸美術館などなくて、田園風景の村に点在する窯元を訪ね歩いたのでした。陶芸美術館ではちょうど「丹波焼と三田焼の粋を集めて」という特別展が開催中。骨董の器を集めていると、丹波焼の壺類や三田焼の青磁をときどき目にするので、一度はそれらの変遷を時系列で見てみたいと思ってました。
その日は風が冷たく気温も低め、でも春を思わせるような明るい陽ざしで、1時間のドライブで美術館に着きました。ゆっくりと展示品を鑑賞した後、昼食をはさんで美術館の隣にある「立杭 陶の里」へ。そこには立杭焼の窯元50軒余りのブースがあって、各窯元の特徴と違いがよくわかるようになっています。もちろん器を買うこともできます。
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三婆それぞれに相当な数の器を持っているので、通り一遍の器であれば買わないのですが、窯元の数がこれほどあればやっぱり好みの器を見つけてしまうのですね~。結局、三人三様に買い物を。私は珍しくコーヒーカップを買いました。その後、陶の里を出て、ぷらぷらと焼き物の里を散策。明治28年に造られた全長47mの登り窯や陶器神社を巡り、途中にある窯元の工房のいくつかに立ち寄って・・・「収納する場所、あるかな」「いや、場所を作ろう」とまた買い物。ついに夕方まで器三昧の一日になりました。

# by kouribakokara | 2017-03-21 15:31 | Comments(0)

掘り当てた!

2017年3月16日木曜日

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草の勢いが増す春本番の前に、敷地をすこし整備しなくては・・・先日から置きっ放しの古材を片づけたり、苗木の植え替えをしたりしています。ついでにまだほとんど手をつけていなかった場所のゴミ拾いも。「拾い」というより、地面の浅い部分に埋まったまま土に還らなかった無機物を「掘り出す」という感じ。ちょろっと枯草の間からビニール紐やガラスの破片が見えたら、それをたよりに周りに埋まっているゴミを分別しながら回収します。生活ゴミばかりで入浴剤「バブ」の袋、オロナミンCドリンクの瓶、小さなキューピー人形、鼻緒のとれた下駄・・・泥だらけのゴミを見ながら自分が育ってきた時代を振り返ります。
先日もそんなゴミ拾い中、これまで見たことない分厚い袋がけっこう地中深くまで埋まっているのに気づきました。掘ったら神棚のお供えに使う神具一式でした。割れて重なりあっている神具を取り出したら、その下にまだ陶器類が重なっている気配。うわ~ゴミの山を掘り当ててしまったか~と思いながら一部を取り出してみたら。!!!
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印判の小皿がたくさん入っていました。印判というのは型紙を使って陶器に模様を印刷する技術で、特に明治以降、たくさん作られた庶民の器です。手描きで模様が描かれた陶器と比べれば、骨董としても安価なのだけれど、明治・大正期の印判には大量生産のプリントとは違う細やかで面白い絵柄がたくさんあって、独特のレトロ感を醸し出しています。興味のない人にはただの時代遅れのお皿だろうけど、私はお宝を掘り当てた気分。いや~なんというめぐり合わせ。どきどきしながら全部取り出しました。かつて何十枚も同じものがあったのでしょうけれど、無傷で出てきたのは十数枚。すぐに持ち帰ってまず水洗い、次に洗剤で洗い、大鍋に入れてことことと熱湯消毒しました。よく見たら、絵が楽しい。ベロ藍のお皿は壺と扇子、薄い青のはヒョウタンをモチーフにしたような模様、緑色の小皿は梅と竹でした。これからは我が家で大切に使います。え~っと思われる方がいるかもしれないけど、世に骨董と呼ばれるものの何割かはこんな風に発掘され、洗われて、陽の目を見たものなんだろうと思うんですよねー。

# by kouribakokara | 2017-03-16 12:36 | Comments(0)

早春の色

2017年3月14日火曜日

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先週あたりから、鶯の鳴き声が聞こえ始めました。かわりに、あんなに毎日遊びに来ていたジョウビタキやヒヨドリの姿を見かけなくなりました。「啓蟄」ですから、春の勢いが少しずつ増しているのでしょう。去年より10日おくれだったけど、敷地の隅っこの山の水がちょろちょろと流れている場所にフキノトウを見つけました。さっそく摘んで、お昼ご飯に天ぷらで。
これから畑仕事も始まるし、その合間に山草採りもしなくては・・・浮き浮きと忙しい季節の幕開けです。

# by kouribakokara | 2017-03-14 20:08 | Comments(0)

竹田城跡

2017年3月10日金曜日

相変わらず木を切り出す作業に追われ、合間に翻訳の仕事に追われた10日間。昨日ようやく20本の木をすべて切り終え、ほっとしたところです。良かった、間に合って・・・何に間に合ったかというと、季節に。木々は春になって一斉に水を吸い上げ始めるので、とたんにすごく重くなり、切り倒すのも運び出すのも大変なことになるのです。ぎりぎりのタイミングで作業が終わったけど、確かに2月に1本目を切った時と昨日の20本目では、持った時のずっしり感がだいぶ違っていました。
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さて、そんな慌ただしいなか、3月の1・2日に兵庫県北部の但馬地方に出かけてきました。初日は夫の仕事でしたが、2日目は冬季に閉じらていた竹田城跡が3月1日に再開したため、初めて城跡に登ってみようという計画。あいにく雨が降ったりやんだりの寒い日でしたが、JR竹田駅近くに車を停めて登山道を歩くことに。登山道は3通りあって登山バスも通る舗装道路を行く2.2㎞のコース、0.8㎞で城跡にたどりつく駅裏登山道、0.7㎞と最短だけど上級者向け登山コース。私たちは駅裏登山道を登りました。
上級者向けでないとはいえけっこう急な山道が続き、冬場に雪の重みで倒れたり折れたりした木や枝が登山道脇のいたるところにありました。オーブン前の作業は大変だったろうなぁ~自分が少しだけ木や枝を運ぶ経験をしてみて、それがいかに重労働かを想像できるようになりました。トレッキングシューズと日々の肉体労働のおかげか、私たちは休憩もせずに30分で山頂に着きました。さすがの観光地も悪天候の平日はほとんど人がいませんでした。

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三方向に延びた曲輪、みごとな穴太(あのう)積みの石垣、そこからはるかに見渡す景色・・・中世の乱世を生き残るために造られたことを実感させてくれる山城でした。山頂にはそこここに立派な桜の木があり、満開の頃はきっと違う光景になるんだろうなと思いながら、あられに吹かれて稜線の重なりを眺めてきました。

# by kouribakokara | 2017-03-10 15:34 | | Comments(0)

薪仕事いっぱい

2017年2月28日火曜日

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前回の更新からもう1週間余り・・・ブログを更新できないのは、時間の過ぎるのが速すぎるから。そう感じるほど屋外での肉体労働が急に増え、1日があっという間に暮れる昨今。その発端は、近所の方の「薪がたくさん要るでしょ。うちの田んぼの横の木、20本ばかり要らないので薪にします?」という有難い一言。夫は大喜びでチェンソーを手入れし、このところ休みのたびに私を助手にして、車で数分の山間部にある田んぼに出かけます。
夫が1本目の木をチェンソーで切っている間だけ、私は離れたところでぼーっとして、ジョウビタキの可愛らしい様子を楽しんだりしていられるのですが、木が倒れたとたん大忙し。払われた枝を運んで一か所に集め、輪切りにされた幹は軽トラの荷台に運び、その合間にはリース作りなどに使えそうなツルなどもちゃっかり採集し・・・しかし1本分の木の片づけが終わらないうちに、夫はまた次の木を切り倒しにかかります。そうして半日働くと、寒い日でも汗だく。輪切りにした木を持ち帰ったら、今度はそれを薪割り機でわって薪棚に並べるという仕事が待っています。そんなことを繰り返し、ついに来年用の薪が薪棚2つ分いっぱいになりました。大きくなりすぎた木を倒したあと田んぼは陽当たりが良くなる、木を倒すと周囲の若い木が成長する、そして倒した木はうちの薪となる、そんな循環の恩恵です。
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来年用の薪だけでなく、今すぐに使うために古材の整理も始めました。去年、古民家を改修した時に出た端材やシロアリ被害や劣化で使えなくなっていた柱や床材などを敷地内にまとめて置いていたのですが、それらも薪ストーブの燃料として燃やすことにしました。そろそろ本腰入れて敷地内の片づけもしないといけないし薪代も節約できるし。細い材木は電動ノコで、釘が入っているものは丸ノコで切って、玄関脇に積みました。これだけあっても、寒い日が続くとあっという間に燃えてなくなります。
ともあれ薪仕事が続いているせいで、私の二の腕と肩に目に見えて筋肉がついてきました。自分でもびっくり。

# by kouribakokara | 2017-02-28 22:31 | Comments(0)

食事会

2017年2月20日月曜日

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土曜日は夫がかかわるフォーラムの事務局会議と懇親会をするとのことで、大阪・神戸・京都の大学生・院生・社会人の若者が総勢11名、我が家に集まりました。
10名を超す来客は久しぶり!金曜日の朝からメモ片手に買い出しに行き、大荷物で帰宅しました。買ってきた食材を並べ、エプロン付けたら、さぁ~おいしいものを作るぞ~と腕まくり。若い人たちのお腹を満たし、見た目がカラフルでコストがかかり過ぎず、味のバランスが良く、料理手順が効率的な献立を考えるのにちょっと試行錯誤しましたが、決まったらせっせと働くのみ。最多で30数名が集まったNYでのランチを思えば、11人分は軽労働です。
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今回は前菜のフムス、メインのタンドリーチキンとスペイン風肉団子の煮込みのほかに、ターメリックライス、薪ストーブに放り込んでおけばできる焼き芋、グリーンサラダ、レンコンのマリネ、キャベツとツナのパイ包み焼きなどを作りました。お客さんのうちの9名が男性だったので、さすがに8合分のターメリックライスはきれいに完食。あちこちでにぎやかな談笑の輪ができて、いつもは室温がなかなか上がらない我が家が今期初めての20度超え。若い方たちのおしゃべりに私も楽しんだ夜でした。

# by kouribakokara | 2017-02-20 13:20 | | Comments(0)

今年も

2017年2月16日木曜日

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今年で3年目、味噌の仕込みをしました。甘味のある白米麹の味噌と、暑い時期にもさっぱり美味しい玄米麹の味噌。
去年はじめて味噌を手作りした妹も、手前味噌を味わってしまったら市販のものを買う気にならないと今年も参戦。二人合わせて13kg分を仕込むことにしました。
去年と違うのは、薪ストーブがあること。大量の大豆を吹きこぼれないようにコトコトという火加減で3時間煮るために、これまではガス台のそばを離れられなかったのですが、薪ストーブはじわっと優しく火を通すのにもってこい。ストーブのトップに大きな鍋を並べておけば、他の家事をしている間にもいい具合に炊き上げてくれました。
11時から大豆をつぶして麹と混ぜる作業を始め、仕込み終わるまで2時間かかりました。麹をさわり続けた右手がすべすべになり、ほどよくお腹もすいて、出来上がった容器を眺めたら、「これでまた今年の秋から1年分のお味噌は大丈夫」という安堵感。
いつか味噌を貯蔵する小さな味噌倉を作りたいけれど、今はとりあえず床下へ。配管などの点検用に開閉する床板を開け、大きなビニールに包んだ容器を並べました。冬の冷気にさらされ、春から夏の気温の上昇とともにじわりと発酵が進む良い場所だと思います。

# by kouribakokara | 2017-02-16 10:33 | | Comments(0)

倉敷散策

2017年2月12日日曜日

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先週、1泊2日で倉敷へ。何年ぶりかなと考えてみたら、大学生の夏休みに妹と2人で立ち寄って以来、40年近くも経っていました。車で家を出た時はけっこうな雪だったのに、山陽自動車道を西に進むにつれ好天になり、2時間半で到着。夫を仕事先に送って行き、その後ひとりで倉敷の美観地区にある宿まで車を走らせてチェックインしました。そしていつも通り、私の気ままな町歩き時間。
まずは江戸期の米蔵を改装した倉敷民芸館へ行きました。ちょうど大好きなスリップウェアの展覧会中。長い時を経て艶をたたえた床や調度品の贅沢な空間に、見応えのある器の数々。我が家も二百年後にはこんな風に少しは重厚感が出てるかしら、こんな土壁も良かったな、今度はあの器を出してこんな感じで飾ろう・・・等々と思いをめぐらす楽しい時間でした。
美観地区は歩いて回れる見どころがたくさん。大原美術館や倉紡記念館はもちろんのこと、骨董屋さんも何軒かのぞきました。風情のある古い町並みの空気を味わい、鶴形山の長い長い階段を上って頂上にある阿智神社から見る倉敷の夕景もなかなかでした。夜はママカリ、黄ニラ、たかきびなどを使った郷土料理を岡山の地ビール「独歩」とともに。
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備前焼のお店もたくさんあったのですが、やっぱり窯元に行って買いたいと思い、今回は唯一気に入ったミルクピッチャーをおともに帰宅しました。

# by kouribakokara | 2017-02-12 10:45 | | Comments(0)

緑茶

2017年2月5日日曜日

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若い頃からコーヒー党。なので紅茶や緑茶にあまり関心がないまま、お茶を美味しく淹れることに全く自信がないまま、ついにこの年まで来ました。ただ50代後半に入った頃から日本茶が美味しいと思う時が増え、朝はいまだにコーヒーだけれど、午後は緑茶がいいかなと嗜好も変わってきた気がします。で、ネットや雑誌の「おいしい緑茶の淹れ方」みたいな特集を見ては何度も試したのですが、どうにも美味しいと思える緑茶を淹れることができません。もっと高級な茶葉を買った方がいい? もっと茶葉をたくさん使う? 急須の形が良くない? と、もう疑問符だらけ。
ところが、立ち寄ったカフェの上階にあるスペースで2月に玉露の淹れ方教室が開催されると知り、早々に申し込んで参加してきました。日本にお茶の種が伝わってからの長い緑茶の歴史、お茶の種類、淹れ方など興味深い講義のほかに、買い付け時の利き茶の疑似体験や産地別の玉露の飲み比べもあり、最後は自分で淹れて飲むという実習まで。2時間のコースが終わる頃にはお茶を淹れることへの抵抗感が消えていました。
今日は義母が愛用していた織部の茶器を出し、宇治の玉露を淹れてみました。甘味とほんのりとした苦み、自分が淹れたとは思えない美味しいお茶でした。何ごとも教えを乞うものです。さぁ、これからは茶箪笥に入っている茶器あれこれが使えます。旅の先々で茶葉を買うのも楽しそう。美味しい一服のお茶で、楽しみが増えてきました。

# by kouribakokara | 2017-02-05 19:52 | | Comments(0)

雪の永平寺

2017年2月3日金曜日

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先週のこと、福井県に出かける用事があり、いつも「ゆく年くる年」など見ては「一度行ってみたい」と思っていた永平寺に立ち寄りました。さすが越前、どっかりと積もった雪の風景はカザフスタン以来。
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京都の建仁寺で得度した道元が開祖の永平寺。鎌倉時代に建造されたというこの曹洞宗の本山は、樹齢何百年もの大木に囲まれて微塵の世俗感もまとわずに建っていました。その凛とした空気は、今も多くの雲水が修行を積む現場だからでしょう。
質実剛健な建物のなかで唯一の彩りは、参拝者の研修・宿泊施設の入る傘松閣の大広間にある天井絵のみ。そこを通りすぎれば修行中の僧侶が行き交う木の長い回廊が七堂伽藍を結んでいました。冷たい外気で洗われた伽藍を巡り、衣食住のあらゆる決まり事を守りながら暮らす裸足の雲水の姿を見たら、道元の教えがすーっと身体のなかに入ってくるような気がしました。13世紀、23歳で南宋に渡り5年の修行を積んだ道元は、ある意味で当時の国際人だったと思うのですが、その道元が行き着いた境地が「春は花 夏ほとときず 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」だったとは。
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帰宅して、母と永平寺の話をしていたら、父が生前、何度か永平寺に座禅に行っていたとのこと。そんな話は初めてでした。永平寺が好きでね・・・たぶんそうだったろうなぁと母の言葉に妙に納得した私でした。

# by kouribakokara | 2017-02-03 10:42 | | Comments(0)

ゴミ出し用・脱出用

2017年1月26日木曜日

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この冬は頻繁に雪が積もります。たいした積雪量でなくとも、朝の冷え込みで地面が凍り付きます。このあたりは兵庫県南部の天気予報の気温より数度低く、今朝は零下5度くらいだったと思います。
前にブログで、路面が凍って坂道を歩けず、軽トラではないもう一台の車でゴミを運んだと書きましたが、実は凍り付く日はその車に行きつくのもちょっと大変。そこはもともと雑草ぼうぼうの傾斜地でしたが、市道沿いで便利ということで、ユンボでならしてもらって車が停められるようにした場所なのです。そこから家屋までかなりの段差があるため、家の改修工事中に大工さんがコンパネで仮の橋を作ってくれたのですが、私たち、今だにそれを使っているのです。このコンパネの表面も当然ながら凍りつき、歩くのに気が抜けません。いつかそこをゆるやかな坂道にするとか石段をつけるとか考えているのですが、手間も経費もかかりそうで、そんなにすぐに状況が変わる予定はありません。
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農道の坂は下れないし、駐車場へのコンパネは上れないしとなると、大げさに言えば氷がとけるまで敷地内から出られないということ?!そんなわけで決心し、雪のアウトドア仕様のブーツを買いました。でかい、重い・・・しかし、これで氷の坂道を下ってゴミ出しに行けそう。すべるコンパネだって軽く上れそう。今度のゴミ出しの朝は凍えるような寒さになりますように。

# by kouribakokara | 2017-01-26 19:03 | Comments(0)

金柑で

2017年1月24日火曜日

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大寒に入り、ますます寒さが厳しくなってきました。このところ毎日のように雪で、薪ストーブもフル回転。薪を薪棚からテラスに、さらにテラスからストーブ横の薪のラックへと日に1~2度運びます。なにしろ敷地の整備ができていないので、動線が良くないし足元も悪い。夫は一輪車を使って大量の薪を一度に運んでしまうけれど、私は大きなバッグに薪を詰め込んで運ぶので、幾度も行ったり来たりして時間がかかります。そんな作業がひと段落した時の熱い飲み物は、先日買ってきてシロップ煮にしておいた金柑。甘ずっぱいシロップと一粒の実をデミタスカップに入れて熱湯を注いだら、雪景色を眺めながらほ~っとする時間です。

# by kouribakokara | 2017-01-24 15:50 | | Comments(0)

間引きほうれん草

2017年1月22日日曜日

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1・2月は農閑期で、畑に育っている白菜や大根、青菜類を時々収穫するだけ・・・というのが、時宜を得て野菜を育てている人の言葉です。で、私はと言えば苗の植え付けがすっかり出遅れたうえ、考えていたよりこの集落が寒かったこと、そのうえ去年より寒くて雪が多い冬になっていること等々で、畑のほうれん草、水菜、小松菜の成長は「超」がつくほどゆっくり。まだ食べることもできていません。
秋遅くになって私が畝に種を直播きしたほうれん草は、ようやく3~4㎝の高さになってきました。適当にまいたし、途中で種袋からこぼれたこともあって、かわいいほうれん草は押し合い圧し合いして育っているため、すこし間引きをすることにしました。しゃがみこんで始めてみると、なかなか細やかな作業で時間がかかります。こんなことなら種を一粒一粒、几帳面に撒いておけば良かったと思うのですが、後の祭り。
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小一時間かかって作業が終わったら、手元にかなりの量の間引きしたほうれん草が残りました。山の水がちょろちょろと出ているところで泥を落とし、台所でさらによく洗ってから根っこをとりました。
ほどなく外は冷たい雨が降り出し、お昼ご飯は熱いおそばに。間引き菜は生のままお蕎麦に載せて食べることにしました。小さいのであまり味はしないのかと思っていたのですが、食べてびっくり、口のなかにほうれん草の強い甘味が広がりました。あんまり美味しいので、次にほうれん草の種をまく時、畑の一部に小さな苗のまますべてを収穫するスペースを作ろうかと思います。

# by kouribakokara | 2017-01-22 14:01 | | Comments(0)

近くて遠い

2017年1月17日火曜日

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今朝は燃えるゴミの収集日。我が家の正面玄関から農道の坂道を降り、清流にかかる小さな橋を渡ったところにある地区の集会所のわきにゴミ箱があります。この2日で雪は10cmほど積もり、農道は真っ白。でもアスタナ暮らしで雪も寒さも経験済みです。少々の雪は大丈夫というブーツをはき、ゴミ袋を持って家を出ました。郵便受けのあるところから急な下り坂になっているのですが、積もった雪の上をざくざくと歩くつもりが、一歩踏み出したところで積雪がすっかり凍りついていることに気づきました。なんだか滑って危ないのでゴミ袋をその場に置いて引き返し、今度はトレッキングシューズに履き替えました。これなら大丈夫! 袋を持って再び歩き出したところで・・・みごとに滑ってこけました。思った以上に勾配があって、思った以上に地面がツルツル。ゴミ箱までの白い坂道を歩いて下りるのをあきらめました。派手にこけた姿、だれかに見られたかも。
たしかにこの坂道は、雪がないふつうの日にだって工事作業車や宅配便の車が幾度となく滑って動けなくなり、そのたびにロープをかけレンチで引っ張って救出してきた場所なのです。こんな風に凍りついてしまったら、歩くことさえ難しくなるという新たな発見でした。対策を考えておかないと・・・住めばこうして色々な宿題が増えていきます。
で、ゴミですが、別の場所にとめているスバルXVに積み込み、市道を走って大回りして無事に収集場所まで持っていくことができました。

# by kouribakokara | 2017-01-17 10:49 | Comments(0)

積雪

2017年1月15日日曜日

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一年で一番寒い時期に入り、今日はふだん雪の降らない地域でかなりの降雪となったとか。そして私の住む山あいでも昨夜から静かに降り積もり始め、今朝早くには吹雪のような状態に。
年末、兵庫県の日本海側にある温泉に行くため車のタイヤをスタッドレスに変えたのですが、結局は雪に遭わないままでした。今朝、海外に戻る娘を空港に送って行くのに役立とうとは・・・。
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定刻通りに飛行機が飛び立ち、すこし安堵しすこし寂しくなった家のなかで、ぼちぼちとお正月の飾りや名残の道具を片づけ始めました。さて~松の内気分もそろそろおしまい。多忙な時期を乗り越えた小正月、ようやく一年の計など考えようかという気分になっています。

# by kouribakokara | 2017-01-15 21:44 | Comments(0)

こんな元日でした

2017年1月6日金曜日

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PCの前にゆっくりと座る時間がなかなか作れず、ブログ更新も思うようにいきません。こんなにもたついているのは年のせいなのか・・・でも年末年始の用事が例年になく段取り良く片付かなかった理由は、古民家暮らしの雑用の半分が建物の外にあるからだという気もしています。そんな言い訳をしたところで、今ごろに元日の話。
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ぽかぽかと日差しの暖かな新年でした。お節を囲み、手あぶり火鉢でじわりと焼いたお餅の入ったブリ雑煮を食べた後、集落にある小さな地蔵尊に初詣。その後は渓流沿いのくねくね道を20分ほど歩いて、隣の集落にある神社にもお参りしました。帰りは道沿いで見つけた野イチゴ摘みも。時間がゆっくりゆっくり流れた今年の初日です。

# by kouribakokara | 2017-01-06 23:01 | Comments(0)

新年

2017年1月1日日曜日

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新しい年になりました。
大晦日はいつも以上にばたばたして、ブログを更新する時間もありませんでした。いつもなら早々と年越しそばを食べ、除夜の鐘が聞こえる頃には近所の神社に詣でていたのですが、古民家周辺の真っ暗な夜道では動物に出会いそうだし、今回は初詣を元日に変更し、「ゆく年くる年」を見ながら熱いお蕎麦をすすって2017年を迎えました。
振り返れば、去年は暮らし方を大きく変えた年でした。長い途上国生活のなかで考えさせられたこと、感じたことと自分のこれからの日本での暮らしを相反するものにしたくない、そう思ったら、あらゆるサービスと物品をお金で「買う」生活、本当は自分でできるはずなのに知らない(見えない)誰かに依存せざるを得ない仕組みに取りこまれた生活から抜け出したい・・・そうしてこの山あいの古民家に移り住んだのでした。
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半年経って大きく変わったこと、ひとつは旬の野菜でないものをスーパーで見た時のすごい違和感。たとえば寒い時期にキュウリを食べようと思わなくなりました。自分の小さな畑やご近所からいただいた野菜で暮らすと、例年になく夏はひたすらキュウリ・トマト・ゴーヤを、秋にはひたすらナスを、今は毎日のように白菜や大根・ほうれん草を食べる暮らしがとても自然な感じです。みずみずしくて甘い旬の野菜は飽きることはなく、体の中がきれいになるような感覚です。
近所の方たちと立ち話したり、草刈りや清掃活動の折りにお茶を飲んだりすると、巨大化した街で忘れていた人間関係にはっとさせられたり懐かしく思ったりすることもしばしば。消費する側にいた人間が生産する側に近いところで暮らすこと、そしてせめて少しくらいは何かを生産することで、お金の原理だけで突っ走る社会が変わるのに、そんな気がして仕方ありません。
はい、なので自分も今年はもっとまじめに畑作りに取り組まねばと言い聞かせているところです。

# by kouribakokara | 2017-01-01 15:08 | Comments(0)

メリークリスマス

2016年12月25日日曜日


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引っ越して初めてのクリスマス・イヴのランチでした。前日、2階に置いていたクリスマスツリーを1階の和室に運び、キャンドルをあちこちに飾り、庭のヒバの枝や拾いためていた松ぼっくりでテーブルのセッティング。私は料理を作り、帰国した娘がジンジャーやシナモンがたっぷり入ったクッキーとリンゴケーキを焼いてくれました。ああでもない、こうでもないと言いながらクリスマスの準備をすること、それが私にとって何よりも楽しい時間です。若く新しい感覚で家が飾られると、なるほど~ということもたくさん。
そうして整えたささやかなランチを囲み、家族・親族との穏やかな午後の時間が過ぎていきました。

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# by kouribakokara | 2016-12-25 12:28 | Comments(0)

クリスマスの準備

2016年12月19日月曜日

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今年も残すところ・・・という言葉がTVから流れてくるようになりました。クリスマスまであと数日。以前はいつもとは違う華やいだ雰囲気が嬉しくてうきうきとしたものでしたが、やはりこの頃は、慌ただしくともなんとか元気にこの1年を締めくくれそうという感慨や感謝でほ~っとする、そんな時期です。
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今年のイヴも、近くに住む親族が我が家でランチをすることになりました。古民家にやたら洋風のクリスマス飾りは似合わないけれど、それでも少しだけクリスマスっぽくなるように置き物や植物で模様替え。ツリーの置き場はさんざん迷った末に2階に決めました。最初、1階に置こうと思っていたものの、薪ストーブを使い始めたら薪や灰をとる道具など何かと混雑する上、薪を運びこむための動線も確保しないといけないことがわかって変更となりました。
さて、そろそろメニューも決めないと。

# by kouribakokara | 2016-12-19 21:47 | Comments(0)

輪切りの一日

2016年12月17日土曜日

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師走も半ば、このところ最低気温が零度近くまで落ちるようになり、朝は畑も庭も霜で真っ白。
薪ストーブを焚く時間が長くなってきました。薪ストーブに火をつけるにはまず焚き付け用の柴を入れ、その上に去年の今ごろ切り倒して乾かしておいたヒバやヒノキなどの針葉樹の薪を重ねます。針葉樹は燃えやすいので、短時間に炎を起こしてストーブ内の温度を上昇させるにはぴったり。ただし短時間で燃え尽きてしまうので、長時間の使用のために新たに買ってきた広葉樹の薪を加えます。薪ストーブの天板につけた温度計が250度に達するとダンパーを閉め、薪をゆっくりと燃焼させます。なるべく効率良い薪の使い方を・・・と思ってはみても、やっぱり寒さに比例して薪棚に並べた薪がみるみるうちに減っていきます。我が家の暖房は薪ストーブだけなので、薪の調達と備蓄が急に気になるようになりました。今年、広葉樹の薪については森林組合などから購入するしかないのだけれど、来年の冬、その次の冬については今から心がけて薪の備蓄をしておかねば、と身に染みて思います。
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敷地内には手つかずで置きっ放しにしていた木材の山がありました。古民家再生をお願いした設計事務所のはからいでもらった吉野の桜や、枝物を出荷されているご近所の方がくださった枝をはらった後の幹など。「いつかなんとかしなくちゃね~」と思ってましたが、ストーブの季節になってどれほど薪が必要かを実感したら、急に私のなかで備蓄の闘志に火がつきました。
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太く大きな木材を輪切りにするのはチェンソーを使う夫の担当ですが、直径が10数センチくらいの木なら私が電動鋸で輪切りにできます。昨日は朝食を終えたらすぐ(だらだらして寒い外に出るのが嫌にならないうちに)、エイッと作業用の身支度をし、電動鋸で材木を薪ストーブに入れるのにちょうど良い長さの45cmに切り始めました。切ったものがある程度たまったら、それを薪棚に並べて積み上げます。あっという間にランチタイム。お昼ご飯が終わったら、また外に出て・・・夕暮れが近づく頃、無造作に置かれていた木材の山は随分片付いて、薪棚の空いていた部分が一杯になりました(写真下、薪棚の上部と下部右半分)。
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働いた分だけ成果が見えるので大満足、しかしちょっと熱中しすぎました。夕食の準備前に眠ってしまい、晩ご飯はインスタントラーメン。くたくた、よれよれになってお風呂に入り、早々に寝てしまいました。

# by kouribakokara | 2016-12-17 22:29 | Comments(0)

パースニップ

2016年12月11日日曜日

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和室の前の庭に、1m余りすーっと背丈を伸ばした植物に黄色の花が咲きました。真上から見ると、夜空にあがった花火みたい。これ、パースニップの花です。
花が咲いてしまったということは、急いで地中にあるはずの野菜を収穫しなくてはいけないということ?! 調べてみたけど、よくわかりません。だいたいからして、なぜパースニップだけ畑ではなく和室の前のもと和風庭園(だったらしい)に植わっているかというと、古民家の床板の浮造りなどに忙しかった今年の早春、ふと園芸店で見つけたパースニップの種を買い、どうやら水はけの良い土が好きらしいということで、まだまだ粘土質だった畑ではなく粗目の土が入った庭の片隅に種まきをしたのでした。その後は家のことに忙しくて世話もしなかったのですが、引っ越してきて気付けば生命力の強い種から茎が伸び葉っぱが出ていました。
そんなわけで、地中の野菜が育っていることもたいして期待していませんでしたが、最近になって朝は霜が降り始めたので、ついに抜いてみることに。そうしたら健気にも大小3本のパースニップができていました。
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オーブンで焼いた時の甘い香り、ちょっとクセのある味、大好きなのです。来年はちゃんと畑の土作りをして、もっとたくさん育ててみたいと思います。さて、貴重なパースニップ、どうやって食べるかなぁ。

# by kouribakokara | 2016-12-11 15:55 | Comments(0)

北条鉄道の1日

2016年12月9日金曜日

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話題が前後しますが、先週の土曜日、小学校時代の同級生と北条鉄道に乗る遠足に出かけました。北条鉄道は兵庫県加西市と小野市を結ぶ全長13.6㎞、8駅の単線。播州平野をのんびりと走っています。なぜそこに・・・と言うと、やはり小学校の同級生が駅のひとつ、長(おさ)駅のボランティア駅長をしているから。昔はひょろりとして口下手だった男の子が、40数年経って駅長さんの制服がぴったりくる恰幅の良いおじさまになっていて、北条鉄道貸し切り列車の旅を提案してくれたのでした。そりゃ、行かなきゃ!というわけで、同級生10余人と当時の先生1名が車に分乗して出かけたのでした。
文句なしの青空の1日、私たち同級生組と日ごろから北条鉄道の写真を撮ったり応援している人たちが1輌を借り切って、車窓の景色を楽しんだりビンゴゲームに興じたり。途中の法華口駅の駅中にあるパン屋さんで仕入れた美味しいパンをランチに、秋の終わりの播州平野を2往復しました。列車を降りたら、長駅まで車で行ってレトロな駅舎を見学しながら夕暮れを待ち、手作り感+昭和感満載のライトアップを見てから帰路につきました。
北条鉄道沿線には歩いて回ってみたい名所旧跡もいろいろあるようで、またドライブがてら出かけようと思います。
昔ながらの駅舎も私たち世代には懐かしい。それぞれの駅のボランティア駅長さんやサイクリング中の人たちが列車に手を振ってくれて、私たち乗客も手を振って・・・そんなことが嬉しくなるローカル線でした。

# by kouribakokara | 2016-12-09 11:10 | | Comments(0)

アップルパイ

2016年12月6日火曜日

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このあいだの日曜日、学生さんたちが我が家に集まることになり、久しぶりにアップルパイを焼くことにしました。
アップルパイはだれもが知っている通り、中身がリンゴ、外側がパイ生地のシンプルなスイーツですが、作るとなるとけっこう奥深い。私もこれまで幾多のレシピを試したけれど、「これだ!」というアップルパイに出会えないまま何年も過ごしてきました。私がひっかかっていたのは、パイ生地のサクサク感やバターの風味といった外側の部分ではなくて中身のほう。主役のはずのリンゴがパイになったとたんに歯ごたえや酸味を失って、ドロリと甘ったるいジャムのようになってしまうということでした。
で、今回はNY時代に買ったアメリカの料理本を引っ張り出してきて、それに載っているレシピで焼いてみることにしました。思えば、その本にある他の料理レシピはよく試したのに、アップルパイだけスキップしたまま。アップルパイはアメリカでごく一般的なスイーツだったせいか、こだわって作ったことがなかったのでした。
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NYは青森県と同じ緯度にあって、リンゴの産地です。秋のスーパーに並ぶコートランドやゴールデンデリシャスなど酸味が強く果肉が固いリンゴを買い、当時はよくタルトタタンを焼きました。そんなことを思い出しながら今回は紅玉で。大きめに切ったリンゴをスパイスや砂糖、レモン汁やオレンジジュースと合わせたら、秋から冬のホリディシーズン特有の懐かしい香りが漂ってきました。これは作る人の特権。ごろごろのリンゴをパイ生地で包み込んだらオーブンへ。意外なほどシンプルな手順でしたが、今回は歯ごたえも酸味も納得のアップルパイが出来上がりました。リンゴをそのまま閉じ込めた、そんな素朴さがアップルパイの美味しさなのだと改めて気づきました。

# by kouribakokara | 2016-12-06 13:36 | | Comments(0)

一番使う道具

2016年12月2日金曜日

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暮らす場所や暮らし方によって、必要な道具は変わるものです。古民家に移って以来、急に使うようになった道具の筆頭は火バサミ(ごみバサミ)。本来の用途である炭やゴミをつまむだけではありません。2階の書斎に上がるときも、片手にコーヒーカップ、もう一方には薪ストーブのそばにある火バサミを持って行くワケ・・・それは虫をつまむためです。
しばらく前までたくさんいたのが、ゲジゲジ。ひとに危害を及ぼすわけではないのですが、数cmから大きいものは10cm以上あるゲジゲジが床をはっている図はいただけません。一度ずつ殺虫剤をかけるのも嫌なので、火バサミでつまみ出していました。最近は姿を見かけなくなったのですが、かわって増えてきたのがカメムシ。寒くなる前に越冬する場所を求めているらしく、室内に入るチャンスをねらって窓の外に待機しているし、洗濯物や薪にくっついてちゃっかり家の中に入ってきます。毎日かなりの数が入ってきて、それを私が見つけてはつまみ出すという繰り返し。こんなこと、いつまで続くんだろうと思いつつ、今日も火バサミ片手に暮らしています。

# by kouribakokara | 2016-12-02 10:23 | | Comments(2)

格子戸に障子紙

2016年11月27日日曜日

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今日は朝からあいにくの雨。ご近所からいただいた焚き付け用の小枝や薪用の材木の整理をしようと計画していたけれど、一向に止む気配もないので予定を変更し、建具の冬支度をすることにしました。家の内外の作業は次々にあり、仕事には事欠きません。
この家に移り住んだのは夏でしたから、玄関からリビングやキッチンに入る建具は格子戸のままでした(写真上、内部はまだ工事中の頃)。風通しも良く、見た目にも涼し気で気に入っていましたが、寒くなってくると薪ストーブで温めた空気がすーっと抜けてしまうし寒々しい感じもしてきたので、建具の格子部分に障子紙を貼ろうかと話していたのでした。
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建具をはずして床に置き、まずは雑巾がけ。以前にも紙が貼られていたらしく、古ぼけた茶色の紙や糊の跡が残っていました。きれいになったら、刷毛で糊をうすく塗り、格子部分のサイズに切った障子紙を貼って行きます。午前中にとりかかって、お昼をはさんで3時ごろまでに、計6枚の格子戸に障子紙を貼り終えました。
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紙の白い面が増えたことで、電気をつけると室内がすこし明るくなった気がします。これから薪ストーブを焚いて、室内の気温がどのくらい違うのか見てみたいと思います。

# by kouribakokara | 2016-11-27 16:44 | Comments(0)

落ち葉掻き

11月24日木曜日

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紅葉の季節は落ち葉掻きの季節でもあります。うちでも柿の木に続いて、木蓮から大量の葉っぱが落下中。木蓮の葉はつい2週間前まで緑色だったというのに、あれよあれよと黄色になり、この3日ほどでばらばら~っと落ちてきました。大きな落葉が風に吹かれて畑にまで。今年初めの頃の庭を思い起こすと、木蓮の葉はいつまでも形を残して地面を覆い続けていたので、今のうちに落ち葉掻きをして一か所に集めておくことにしました。
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こういう単純作業が好きな私。黙々とやっていれば庭もきれいになるし、冷たい空気のなかで体も温まってくるし。しかし2時間やっても、木蓮の落ち葉をすべて集めることはできませんでした。たぶん3分の1くらいは片づけたように思います。一本の木にどれだけの数の葉がついていたんだろう・・・見上げたら、葉の少なくなった枝にたくさんの新芽が毛のコートを着てついているのに気づきました。今日もまた落ち葉掻きの続きです。


# by kouribakokara | 2016-11-24 11:51 | Comments(0)

金蔵寺

2016年11月20日日曜日

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窓から見える雑木林の山が華やいできました。紅葉の季節です。日々の暮らしに季節感が満載なので、わざわざ紅葉狩りに出かけることもないと思っていましたが、以前から気になっていたお寺があり、先週のこと、好天に誘われて出かけてみました。京都市西京区にある金蔵寺(こんぞうじ)。1991年に出版された白洲正子著『かくれ里』に出てくる古刹(8世紀建立)で、それによれば急カーブの続く狭い悪路の行き止まりにひっそりと建っているとか。金蔵寺とその近辺にはたくさんの物語もあって、いつか訪ねてみたいと思っていました。ネットで調べると、今も離合の難しい山道を車で行くか、勝持寺(しょうじじ)あたりに車を停めて東海自然歩道を歩いて行くかだったので、後者に。出かける前にばたばたとおにぎりとタクワンだけの質素なお弁当を包んだのは、今もまだかくれ里のままであることを期待してのこと。
我が家から車で大阪府豊能町を経て京都府亀岡市から京都市へ。まずは西行法師が出家したという勝持寺にむかいました。別名「花の寺」と称される勝持寺の庭の紅葉も見事(写真上)。ちらほらと人の姿はあったものの、回遊式の庭をゆっくり散策し、重要文化財の薬師如来像や金剛力士像(どちらも鎌倉時代)を鑑賞しました。
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その後は徒歩で金蔵寺へ。歩き始めは大原野の里山でしたが、しばらくすると山道に。人家がなくなるあたりから東海自然歩道に入り、落ち葉や倒木の急な山道を30~40分上った頃、散った紅葉で赤くなった石段の先に立派な山門が見えました。門をくぐって目に入ったのは圧巻の紅葉。何世紀も変わらずにここでは同じ秋が繰り返されてきただろう、白洲正子さんもこの紅葉を見たのだろうと思えるような妥協のない静けさと雰囲気で、寺院と自然が一体となった空間を心ゆくまで楽しみました。期待したとおり、近くには飲食店や土産物屋、景観を台無しにする客寄せの旗や看板もなく、目障りなゆるキャラもいない。季節と歴史だけを楽しめるこんな場所、これからも探して訪ねてみたいと思います。今年は心に残るよい紅葉狩りができました。


# by kouribakokara | 2016-11-20 16:25 | Comments(0)

里芋

2016年11月17日木曜日

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集落にある里芋畑で収穫している人がいたのを見かけ、そうだ、そろそろうちの里芋も掘り起こさなければと思いました。春に少しだけ種イモを植えて、夏の間は勝手に大きく青々と葉っぱが茂り、それを眺めては「バリ島の庭みたい」と楽しませてもらいました。それだけでも十分すぎるうえに、秋にお芋までいただけるなんて、自然の恵みは惜しみないものだと思います。
童心にもどって里芋堀りに興じ、敷地の端っこにちょろちょろと出ている川の水で芋の泥を洗いました。ほんの数個の里芋からたくさんの子芋!来年用の種芋を確保した後は妹と山分けです。そして忘れてはならないのが芋茎(ズイキ)。灰汁がすごくて酢を入れて茹でただけではまだ食べれず、二度目は大根おろしと赤トウガラシの力も借りて茹でなおしました。
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ねっとりとした里芋の煮ものと、しゃきしゃきとしたズイキと油あげの煮もの。私たちは水やりも防虫対策もな~んにもしなかったのに、ただ自力ですくすくと育ってくれた里芋。余すところなく頂いて、敬服しつつ感謝しつつ里芋畑に堆肥を撒きました。

# by kouribakokara | 2016-11-17 10:13 | | Comments(0)

葉トウガラシ葉ピーマン味噌

2016年11月13日日曜日

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好天が続いた先日、トマトに続いて畑のトウガラシも片づけることにしました。赤い実やまだ青い実も収穫して干すことに。辛い物好きの我が家ですが、当分、自家製のトウガラシでまかなえそうです。
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実を収穫し終え、残ったのはトウガラシの青々とした葉。たしか葉っぱも食べられたっけ?と思い出し、部屋に戻ってネットで調べたらカロテンやビタミンたっぷりとか。畑に戻ってトウガラシの葉も収穫。そしてふと見れば、横の畝にピーマンの葉っぱが・・・。ん、これも食べられるかも?再び部屋に戻って調べたら、なんとやっぱり食べられるんだそうです(写真上はピーマンの葉)。
そんなことを繰り返した午後、台所でトウガラシとピーマンの葉っぱを自家製の味噌で炒めて瓶詰めにしました。
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週末のお昼ごはんは、「葉トウガラシ・葉ピーマン味噌」入りのおにぎり。身近に育ったものを料理して食べる、こんな楽しいことはほかにちょっとありません。

# by kouribakokara | 2016-11-13 23:08 | | Comments(0)

立冬の雨

2016年11月9日水曜日

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立冬の昨日、静かだけどけっこうな量の雨がさーっと降りました。しばらくして鳥が動き出す気配がする頃には小止みに。本格的な紅葉前の風景に彩りを添えているさざんかと十月桜の花、南天の実が、雨に洗われて色を増したようでした。
「しずかなしずかな里の秋・・・」ここにもそんな秋が来ています。
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# by kouribakokara | 2016-11-09 09:08 | Comments(0)


海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。


by kouribakokara

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http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html

「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。

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