輪切りの一日
2016年12月17日土曜日
敷地内には手つかずで置きっ放しにしていた木材の山がありました。古民家再生をお願いした設計事務所のはからいでもらった吉野の桜や、枝物を出荷されているご近所の方がくださった枝をはらった後の幹など。「いつかなんとかしなくちゃね~」と思ってましたが、ストーブの季節になってどれほど薪が必要かを実感したら、急に私のなかで備蓄の闘志に火がつきました。 太く大きな木材を輪切りにするのはチェンソーを使う夫の担当ですが、直径が10数センチくらいの木なら私が電動鋸で輪切りにできます。昨日は朝食を終えたらすぐ(だらだらして寒い外に出るのが嫌にならないうちに)、エイッと作業用の身支度をし、電動鋸で材木を薪ストーブに入れるのにちょうど良い長さの45cmに切り始めました。切ったものがある程度たまったら、それを薪棚に並べて積み上げます。あっという間にランチタイム。お昼ご飯が終わったら、また外に出て・・・夕暮れが近づく頃、無造作に置かれていた木材の山は随分片付いて、薪棚の空いていた部分が一杯になりました(写真下、薪棚の上部と下部右半分)。 働いた分だけ成果が見えるので大満足、しかしちょっと熱中しすぎました。夕食の準備前に眠ってしまい、晩ご飯はインスタントラーメン。くたくた、よれよれになってお風呂に入り、早々に寝てしまいました。
薪ストーブを焚く時間が長くなってきました。薪ストーブに火をつけるにはまず焚き付け用の柴を入れ、その上に去年の今ごろ切り倒して乾かしておいたヒバやヒノキなどの針葉樹の薪を重ねます。針葉樹は燃えやすいので、短時間に炎を起こしてストーブ内の温度を上昇させるにはぴったり。ただし短時間で燃え尽きてしまうので、長時間の使用のために新たに買ってきた広葉樹の薪を加えます。薪ストーブの天板につけた温度計が250度に達するとダンパーを閉め、薪をゆっくりと燃焼させます。なるべく効率良い薪の使い方を・・・と思ってはみても、やっぱり寒さに比例して薪棚に並べた薪がみるみるうちに減っていきます。我が家の暖房は薪ストーブだけなので、薪の調達と備蓄が急に気になるようになりました。今年、広葉樹の薪については森林組合などから購入するしかないのだけれど、来年の冬、その次の冬については今から心がけて薪の備蓄をしておかねば、と身に染みて思います。
by kouribakokara
| 2016-12-17 22:29
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海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。
by kouribakokara
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http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html
「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。