3度目の正直
2017年12月9日土曜日
この10日間で3回目の角形食パン作り。なぜ何度も焼いているかと言うと、2回連続でパンが膨らまずに失敗したからなのです。パン作りを始めて随分になるけれど、角形食パンを失敗したことは一度もなかったので、2回の失敗は大げさでなくショックでした。1回めの失敗の後、粉やイーストが古かったのかも、もしや工程に慣れすぎて知らず知らず手抜きになってたのかも、などと反省し、2回めは材料を一新し気合を入れて焼いてみたのですが、やっぱり膨らみの足りない固めの食パンが焼きあがってきました。オーブンの庫内の温度が上がっていないのかと確かめたけど、問題なし。理由を考え続けて行きついたのが、10年間使ってきたニーダー(捏ね機)でした。一見いつもと変わらず動いているけれど、粉をこねる時の音が心なしか小さくなっているような気もするし、こね上がった生地の伸びが悪いような気もするし・・・夫からは、長く使ったのだからニーダーを買い替えれば?と言われました。わが家はこの捏ね機で、年末にはお餅もつくのです。買い替えるなら急がなければ、とネットを見ていたら、捏ね機全体を買い替えなくても捏ね機の羽を回転させる軸の部分だけでも販売していることに気づきました。動力を羽に伝える軸が古びて生地の捏ね方が弱いのであれば、部品を取り寄せて古いものと交換してみれば良いかもしれない。 今日は届いた新しい軸の部分を古いものと取り替えて、また角形食パンを焼いてみたのでした。結果は写真の通り、思ったように焼きあがり、ようやく気になっていたことが落着しました。数千円の出費で済んだし、私の腕が鈍ったわけでないことも証明されたし、今日は安心して眠れます。失敗した食パンはパン粉とクルトンに変身させました。
by kouribakokara
| 2017-12-09 17:26
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海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。
by kouribakokara
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http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html
「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。