体調回復後の薪仕事
2024年3月16日土曜日
いつもと変わらぬルーティンで暮らしていたけれど、突然の風邪。喉の痛みだけで熱は出ず、でも身体がだるくて珍しくうつらうつらしてしまう2日間が過ぎ、すこし回復してきたという時に急に嗅覚がないことに気づきました。風邪でもそんなことあるけれど、鼻が詰まって味覚も嗅覚も食欲もないというパターンとは全然違う。味覚あり、そして鼻は通っているのに嗅覚なしという不思議。一日経つと食べ物の匂いがすこしわかり始めたけれど、漂白剤やシャンプー、入浴剤など比較的強い匂いがまったくわからない。このあたりでようやくコロナだったかも、と気づきました。
それから1週間、今は色々な匂いが少しずつ戻ってきました。鼻が利かないってけっこう不便だし、暮らしがどんより、ぼんやりする感じ。臭さがわからないことにはちょっと危機感も。外を歩くときの獣臭などはけっこうここの暮らしに重要なんです。
さて4月並みの暖かさとなった今日、薪仕事にも復帰しました。重労働だけれどイヤにならないのは、淡々と身体を動かす気持ち良さでしょうか。暮らしを続けるのは自分次第だということをひときわ感じる作業です。その後に待っている空腹とお昼ご飯の美味しさ、次の冬の備えが進む安堵感・・・体調の回復も確信できました。
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by kouribakokara
| 2024-03-16 16:24
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めぐみの雨降り
2024年3月5日火曜日
けれど今年は春が早そう。先週は久しぶりに鍬を持ち出し、ジャガイモを植える予定の畝の整備にとりかかりました。台所から出る生ごみや落葉、雑草などを混ぜて作った堆肥をえっさえっさ運んで、鶏糞と米ぬかと炭を混ぜた肥料(夫が作る)もつっこんで・・・と夢中で作業をしたら、その三日後から背中や腰に痛み。どこか筋をいためたようで、今週は薬を飲んでおとなしくしています。あ~~数年前は通用していたことができなくなってきた、これを老化と言うんだなぁ。畑の準備や薪仕事はゆっくりコツコツが肝要なのに、すぐに忘れて暴走してしまいます。
今日は身体のためには恵みの雨降り。
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by kouribakokara
| 2024-03-05 10:33
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初春のパスタ
2024年2月24日土曜日
三種三様の苦みが組み合わさって、とても美味。冬を越して地面から出た植物の力強い味と新芽の柔らかさ・・・家で作る最上最高のパスタです。
これから少しずつ採集生活も始まります。今、読んでいる本『江戸に学ぶエコ生活術』(アズビー・ブラウン著)のなかに、「(当時の人々は)食料や燃料を採取するためには定期的に自然に分け入らなければならないが、これは「情報集め」の重要な手段でもある」(p.89)という一節が・・・。ここに移り住んで以来、毎年この時期から食材の野草を採ってきた私には「まさにそう!」と思う言葉でした。例年たくさん採れたものが急に少なくなってきた、あるいはいやに早く芽を出している等々、野山の植生がこの8年でずいぶん変わってきたことを自分なりに感じます。
自然の中で生きる動物は五感で得た情報をもとに食べるものを取捨選択し、量を調整し、住む場所を変えているのでしょうけど、人は身近な自然の情報を得ることに鈍くなり、自然環境の劣化に平気になったようです。
春のお花見やピクニックは遠出も良いけれど、近場の同じ場所で毎年のように観察することも生き物として必要なことのように思います。
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by kouribakokara
| 2024-02-24 15:45
| 食
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春にむけて
2024年2月19日月曜日
異様な暖かさです。例年なら冬枯れの地面のあちこちで顔を出すはずのフキノトウを今季はあまり見かけないし、出ていても小さい。先日立ち話した近所のおばあちゃんも「しっかり寒くなってないから、スイッチが入っていないのかね」と言われていました。反対に春以降に育つクレソンが水面を覆うほど成長し、昨日は鶯の鳴き声まで。春が早く来てうれしいなんて言ってる場合じゃない、なんだか不安です。
ともあれ、屋外での仕事が本格化する前に冷凍庫の中身を整理しなければ・・・外置きの冷凍庫には猪肉やら去年作ったトマトソース、ジャム、大根葉などが色々詰まっています。
薪仕事が始まった日の夕食は、解凍した猪肉のミンチでメンチカツを作りました。ご近所の畑から最後に収穫された白菜をいただいたので、この冬2回目のキムチを仕込み、安く売られていた不揃いな人参と我が家の人参でキャロットケーキも。採った(獲った)食材はやはり最後までちゃんと消費しなければ。
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by kouribakokara
| 2024-02-19 11:31
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半月まとめて
2024年2月10日土曜日
◎有馬温泉1泊2日
◎クローゼット整理で不要になったプラケースを市のクリーンセンターに搬入
◎恒例の味噌仕込み
◎節分の海苔巻き ⇒ これも恒例、玄米で茶色っぽい仕上がり
◎秋から乾かしていたレモングラスを使った籠編み ⇒ 本によると「編みやすい」らしいけど大苦戦、笑うほどひどい花瓶ができたものの捨てられず飾る・・・
◎兵庫県立美術館の安井仲治写真展へ ⇒ 突然思い立ってひとりで車で。安藤忠雄設計の美術館の建築も面白かったけど、建物の中で彷徨う、彷徨う・・・
◎その他、週に2回くらい母のところで昼食やら掃除、週末は孫、合間に本を3冊読んで今は4冊目
行きたい映画もあり、畑も春の準備が控えてて、作りたいレシピも溜まってそこそこ忙しい日々です。
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by kouribakokara
| 2024-02-10 10:50
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海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。
by kouribakokara
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ライフログ
メモ帳
http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html
「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。