熱波の記憶

2018年7月17日火曜日

a0238314_08492174.jpg
写真は、先日の大雨で通行止めとなっていた近所の道の崖崩れ現場。カンカン照りの陽ざしに晒された山肌を見上げると、ほんの十日ばかり前のあの降り止むことのなかった豪雨が白昼夢のようです。
37度、38度という気温は2002年5月のバングラデシュ以来。私はダッカに居て、ニューヨークへの引っ越しを6月に控えた忙しい時期でした。夫は長期出張で不在、現地の運転手さんが肝炎に倒れ、日々の買い物や用事を自分で運転してこなしていたのですが、間が悪く自家用車のクーラーが故障して修理をどうしたら良いのかわからないまま。渋滞のひどいダッカでは車の窓を開けての運転はできません。停まった車の窓がすこしでも開いていれば物貰いの手が容赦なく差し込まれ、道端で行商する人が押し寄せ・・・そんなわけで、窓を閉め切った私の車はちょっと走るだけで室内が40度を軽く超えました。目的地に着いて汗だくで車から降りた瞬間、熱波に包まれたダッカの空気さえ涼しいと感じた懐かしい記憶です。あの年、ダッカはもちろんのことインドやパキスタンで熱波によって多くの死者が出ました。
a0238314_08500608.jpg
先日、裏庭の池で咲いた蓮の花。そういえば、ダッカのグルシャン・レイクの淀んだ水にもたくさんの蓮の花が咲いていたんでした。

# by kouribakokara | 2018-07-17 09:06 | Comments(0)

警報解除の翌朝

2018年7月10日火曜日

a0238314_20281552.jpg
すべての気象警報が解除された翌日は、朝から嘘のような快晴となりました。青い空を見上げてほっとすると同時に、雨の降る前には予想もしていなかった厳しい現実に打ちひしがれている人がたくさんいることを思えば、気持ちはなんとなく晴れません。人間が地球温暖化を招いた結果としてスーパー台風や集中豪雨など異常気象が発生するのであれば、今回のことは天災というよりは人災でしょう。こんな災害が頻発するとしたら、次世代が生きていかねばならないこれからの世界が心配です。
a0238314_20282646.jpg
うちの集落に続く道もようやく通行できるようになったけれど、久しぶりに通ってみれば山肌には倒木がたくさん、川も増水して流れが速く、土砂崩れを起こして土嚢が積みあげられている所もありました。しばらくは油断なく運転しなければと思っています。

# by kouribakokara | 2018-07-10 20:36 | Comments(0)

通行止め

2018年7月6日金曜日

a0238314_09570856.jpg
降り止まない強雨。私の住む集落に通じる細い県道は東行き、西行きともに昨日から通行止めになったとのことで、車の姿はありません。夫が「この先の住人です」と通してもらって帰宅した折りには、大きな杉の木が道路に横たわっていた箇所もあったとのこと。崖崩れの跡がなかったことから、その木は先ごろの地震で倒れかけていたか弱っていたのが風雨で下まで落ちたのかもしれません。ともあれ、ここに移り住んで2年弱、通行止めで集落が「孤立」したのは初めてのことです。といっても、ふだんから「自立」してゆるやかに外とつながっている集落なので、ご近所の雰囲気はいつもと変わりません。違うのは集落の消防団の方たちが警戒を続けていることとと、ふだん格納庫に入っている村の小さな消防車が外に出ていることくらい。
わが家でも家の敷地や周囲を見て回りました。先日の地震や今回の大雨を経験し、去年の6月に石垣の修復をしておいて良かったとあらためて思います。畑のほうは植え付けたばかりの苗が雨に打たれて倒れてるし、畝の間は水浸し。それでもひと回りする間に丸ナスやミニトマト、インゲンなどを収穫しました。
(写真は集落の中を流れる川。水量はふだんより少し多め、流れもすこし速めですが、いつもと変わらない朝の風景。)

# by kouribakokara | 2018-07-06 10:02 | Comments(0)

めまぐるしく

2018年7月4日水曜日

a0238314_08333781.jpg
a0238314_08332708.jpg
地上のどこでも同じように時間と季節が巡っているはずなのに、ここに暮らし始めてからは刻々と、というか息苦しいくらいにそれを意識するのは、周囲の自然や生き物が鮮やかに現れては消えていくのを目撃するからのようです。
夜の蛍が2週間で姿を消し、田んぼの稲は驚くばかりの速度で背丈を伸ばしています。わが家の雑草も草刈りから10日もすればもと通り。5月半ばに生まれた烏骨鶏のヒナたちはすでに私の手のひらより大きくなって、鳴き声だけはピヨピヨとかわいいものの、体型や顔つきは若鶏のようにたくましくなってきました。夫が作った池にはカエルが住みつき、水中にはオタマジャクシがいっぱい。農道を横切る長いヘビや古民家の壁にはりついたたくさんのカタツムリ・・・生物の気配がそここにある季節です。
a0238314_08335966.jpg
先日、農具を置いている納屋の軒下でトックリのような形の蜂の巣を見つけました。出入りしていたのはキイロスズメバチ。巣が丸い形になっていないのはまだ働き蜂が住みついておらず、巣作りの初期だからのようでした。見事な造形だけれど、毎日使う場所なので早めに巣を落としました。
a0238314_08340733.jpg
家のテラスでは虫を追いかけて飛んできたツバメやシジュウカラがガラスの掃き出し窓に激突することが増えています。脳震盪程度であれば15分ほどで意識が戻って飛んでいくのですが、何羽かは可哀そうに命を落としてしまいます。写真のシジュウカラは最初は仰向けにひっくり返っていたけれど、しばらくして身体を起こし朦朧としていた後、はっと正気付いたのか飛び立っていきました。

# by kouribakokara | 2018-07-04 09:03 | Comments(0)

2018年6月27日水曜日

a0238314_11504129.jpg
夏至が過ぎ、昼間は本格的な暑さになってきましたが、夕方になるとひんやり心地よい山あいの暮らしです。
a0238314_11515729.jpg
春に植え付けた野菜も次々に実をつけて、食卓にのり始めました。この2年ほど菜園をして思うのは、野菜を育てることもさることながら、収穫の時期を見きわめることの難しさ。もうちょっと採らずに置いておけば大きくなるかも・・・と思って一番おいしい時期を過ぎてしまったり、次の実が育たなかったりということもしばしば。わが家の土壌で育つ有機野菜は市販の野菜ほど大きくならないので、収穫には「勘」が必要です。でもその勘が長年の消費者暮らしで鈍ってる・・・その点、カラスやアライグマは野菜がいつ美味しくなるのかほんとによく知っていて、先を越されたり。土を耕すということは、本来備わっているはずの動物的な勘を取り戻すということのような気もします。(写真は畑のメークイーン、フェンネル、インゲン、シシトウ、トマト、キュウリ)

# by kouribakokara | 2018-06-27 11:55 | Comments(0)

大阪北部地震

2018年6月20日水曜日

a0238314_09531670.jpg
18日の朝起きた大阪北部地震。洗濯物を干そうとテラスに出たとたんのことで、ドーンと大きな縦揺れが一度あり、ガタガタと家の建具が振動する音に続いてようやく携帯電話の地震警報が鳴り始めました。でも横揺れはそれほど続かず、すぐにいつもの静かな集落の朝が戻りました。このあたりは震度5弱でしたが、物が棚から落ちることもなくて、幸いにして伝統工法の石場建て古民家はびくともしませんでした。あとで母や妹と電話で話したりFBで北摂地域の友人の状況を知って、予想外に大きな被害が出たことに驚きました。
2011年3月の東北での大地震を私は横浜のマンションの2階で経験しました。立っていられないほど激しく長い横揺れもさることながら、その後の1カ月近くは原発事故による空気や水の汚染、毎日のようにあった余震に神経が疲れ、スーパーやコンビニからまたたく間に食品が消えて、街に住むことの脆弱さをいやというほど思い知ったのでした。
自然災害の多いこの国でいまだに都市部がどんどん肥大し、高齢者が駅近くに移り住み、津波のある沿岸部に高層マンションが建設され続けている現実はいったいどういうことなのか、行政も不動産業者も消費者も真剣に考えないといけないと思います。

# by kouribakokara | 2018-06-20 10:06 | Comments(0)

6月の風物詩

2018年6月15日金曜日

a0238314_10173329.jpg
梅雨に入り、庭の紫陽花が色づいてきました。このあたりの土壌は酸性らしく、ピンク系の紫陽花は見たことありません。うちの花も青色ばかりです。野の花が少なくなって緑が濃くなる今ごろ、紫陽花とつゆ草が庭に彩りを添えてくれます。
a0238314_10184140.jpg
久しぶりに母を連れ、池田市の山間部にある久安寺に出かけました。歴史の長い真言宗のお寺には、国の重要文化財の楼門と四季折々の花が咲く庭があります。緑色のもみじの木陰に色とりどりの紫陽花とドクダミの白い花が咲いていました。
a0238314_10192637.jpg
夕方、冷蔵の宅配便が届きました。何か頼んだかしら・・・と開けてみれば、この春、和歌山の梅農家に注文していた完熟梅。そんなことすっかり忘れていたけれど、去年スキップした梅干しの仕込みを今年はまたしようと思い立って頼んでいたのでした。我が家の梅の木は苗を植えて2年目。この春はたくさんの花が咲いて一度は盛大に小さな実がついたものの、その実を育てるほどの力はまだないらしく、葉が茂ると同時に実はほぼ落ちてしまいました。自分の家の梅の実で梅干しを漬ける日はいつかしら・・・横浜で一緒に梅干しを漬けてた友人も今ごろ梅仕事をしているかな・・・そんなことを思いながら、さっそく仕込みをしました。

# by kouribakokara | 2018-06-15 10:27 | Comments(0)

2018年6月10日日曜日

a0238314_21334639.jpg
日暮れが遅くなりました。晴れた日なら7時半ごろでも薄明るく、蒼い夜空に星が輝いています。
このあたり、昔はたくさんの蛍が飛んでいたそうですが、最近は農薬や気候変動による豪雨などの影響もあって、あまり居なくなったと聞いていました。去年はこの集落で蛍に出会うことはなく、夏は過ぎていきました。
昨日のこと、夕飯後の片づけも終わって、なぜかふと「いないとは思うけど、蛍をさがしてみよう・・・」と思ったのは、後から考えるとほんとうの「虫の知らせ」。
a0238314_21340303.jpg
玄関から農道への狭い道へと30mも歩かないうちに、目の前をほわーんと小さな光が横切っていきました。今のは?と思ったとたん、すぐにまた小さな光がふら~りと現れ、川の方へ。見渡せば、いつの間にか暗闇に包まれた集落のあちらこちらに小さな力強い光が点滅していました。田んぼの上にも、わが家の庭先の柿の木にも、川沿いの茂みにも・・・。カエルの盛大な鳴き声と川の水音を聞きながら、しばらくの間、蛍の光に見とれました。(上の写真の左側にかろうじて撮れた蛍の光)

# by kouribakokara | 2018-06-10 21:44 | Comments(0)

ついに巻いた~♪

2018年6月4日月曜日

a0238314_11132140.jpg
晴れた日は夏のような陽ざしのこの頃。菜園の世話も草抜きも日中をさけてしています。
1カ月前のブログにも載せた「巻かないキャベツ」。数十年の間、農業を営んできたご近所のおばあちゃんに相談したら、私の菜園まで見に来てくださって「下葉をとったら巻きますよ」との助言。下葉って何ですか~と言いながら、しゃがみこんでキャベツの下部をよく見たら、なるほど太い茎からいくつか細い茎が生え、その細い茎に葉が茂っていました。これを放置しておくと肝心の中心部分に行かねばならない栄養が枝葉に摂られてしまい、なかなか結球しないらしいのです。枝葉を除去したらなんともやせ細った姿の苗に逆戻りした私のキャベツでしたが、日を追うにつれて徐々に中心部が巻いて来て、最近急速にこんな姿に。これはもう、正真正銘のキャベツです。
a0238314_11144586.jpg
下葉をとるなんてこと、私の手元にある参考書には一言も書いてありませんでした。初めて種から育てたキャベツなので、成長を見るのが嬉しいこの頃。セルトレーに種まきして苗を作り、それを去年11月初旬に畝に植え付けてからもう7カ月。こんなに時間がかかるなんて、と自嘲気味に笑ったら、おばあちゃんが真顔で「野菜は時間がかかりますよ。待つ時間が長いんですよ。」と言われました。野菜を買う側にいた時はそんなこと全然わかってなかったけれど、今はスーパーや道の駅や無人の野菜販売所などで野菜を目にするたび、どこでだれがどのように育てたのかしらと必ず考えるようになったのは、野菜の無言の教育力だと思います。

# by kouribakokara | 2018-06-04 11:23 | Comments(0)

収穫期のもの

2018年5月27日日曜日

a0238314_16541235.jpg
昨年の晩秋に苗を植えた玉葱が収穫期を迎えました。地上の葉が倒れると、収穫の合図。今年の赤玉葱は予想外に立派に育ち、スーパーに並んでいるのと変わらない大きさになりましたが、白玉葱は大小さまざま。大きめのエシャロットと見まがうほど小ぶりなものもありました。でもどれも味は瑞々しい。鯵のお刺身とともに三杯酢で食べたり、ざくざく刻んだ玉葱とチーズを巻き込んだパンを焼いたりして楽しんでいます。
a0238314_16550525.jpg
絹さやも先週から採れるようになりました。化成肥料を使わないのと、まだ畑として2年しか経っていない土壌のせいで小さめですが、甘味はたっぷり。まもなくスナップエンドウも採れそうだしインゲンも成長してきているので、当分わが家では豆だらけの献立になりそうです。
a0238314_17020113.jpg
a0238314_17034286.jpg
去年植え付けた朝倉山椒、初めて実を収穫しました。口に入れるとさわやかにしびれます。
勝手に生えている野イチゴを採るのも最近の朝の楽しみです。

# by kouribakokara | 2018-05-27 17:12 | Comments(0)

叔父の骨董

2018年5月21日月曜日

a0238314_20561583.jpg
先日のこと、叔母が「家の中をすこし整理したから・・・」と、叔父がかつて収集した骨董の器をいくつか送ってくれました。早々に会社勤めをやめて田舎に引っ込み、畑仕事と趣味の骨董、油絵を描いて暮らしていた叔父は50代半ばで病気で亡くなり、あれからもう30年が経ちます。今思うと、学生時代の私は叔父の暮らしになにやら惹かれていました。休みのたびに遊びに行って、縁側から田園風景を眺めたり、叔父のアトリエにある絵や骨董を見せてもらうのがとても好きでした。今、私がこんな風に暮らしているのも、叔父の影響が少なからずあるような気がします。
送られてきた荷を妹とともに解き、数々の古びた木箱をどきどきしながら開けました。それは骨董品との出会いというだけでなく、それらを選んだ叔父の「目」や「好み」に思いを馳せ、かつてそれらを手のひらで包んで鑑賞したはずの叔父のうれしそうな顔を思い出す時間でもありました。一揃い10客の紀州塗りの吸い物椀や染付の大ぶりな蒸茶碗は妹と5客ずつ分けました。
下の写真は、大ぶりの梅椀(もみじ柄)と波に千鳥の菓子椀。
丁寧な手仕事で作られたお椀にどんな料理を盛り込んだらいいのだろう、果たしてそんな料理が作れるのかしら・・・眺めるたびに当惑しつつ嬉しい私。大切に使わせてもらおうと思っています。
a0238314_20564660.jpg
a0238314_20571659.jpg


# by kouribakokara | 2018-05-21 21:29 | Comments(0)

5月前半に作った料理から

2018年5月18日金曜日

最近作って美味しかったもの。
庭のヨモギを混ぜ込んだカップケーキ
a0238314_11244876.jpg
去年の今頃、パリで食べたレバノン料理を思い出してトマト味のクスクス。
a0238314_11254887.jpg
市場にいっぱい出ているエンドウ豆で冷製スープ。
a0238314_11251882.jpg
冷凍庫に入れたままになっていた猪肉をミンチにしてミートローフ。スパイスはナツメグやクミン、コリアンダー、チリパウダーなど適当に。私には珍しく我流で作ってみたけど、なかなか新しい味わいでした。
a0238314_11261805.jpg

# by kouribakokara | 2018-05-18 11:39 | | Comments(0)

ひな鳥誕生

2018年5月14日月曜日

a0238314_20225989.jpg
a0238314_20232565.jpg
a0238314_20262213.jpg
雌鶏が抱卵を開始して20日余り、今朝、鶏小屋に行くと生まれていました!雌鶏が抱いていた7個の卵から、4羽のヒナ鳥。毛色は白っぽいもの、黄色がかったもの、ちょっとうす茶が混じったものなど色々です。あと3個の卵は、1、2日待ってみるつもり。
それにしても雌鶏たちの頑張りに頭が下がります。飲まず食わずで3週間、忍耐の結果生まれたかわいいヒナたちを手の平で持ち上げると、卵より軽い・・・ふわりとした毛と真っ黒な瞳に、やさしい気持ちになりました。

# by kouribakokara | 2018-05-14 20:26 | Comments(0)

それぞれに

2018年5月8日火曜日

a0238314_20563942.jpg
ゴールデンウィーク中のわが家、各自、任務を遂行して過ぎて行きました。
鶏小屋では雌鶏が卵を抱いていて、雄鶏もいつもより静か。みんなが息をひそめて雛が孵るのを待っているような感じです。
a0238314_20575985.jpg
夫は裏庭で池造り。地面を掘り、防水シートを敷き、大きな石で周囲を囲い、山の水を引き・・・いつものことながら、やり始めたら止まりません。睡蓮とクレソンを育て、メダカを飼うそうです。
a0238314_20591732.jpg
私は相変わらず野草摘み。1年分のわが家のお茶をこの時期に一気に作るので、カラスノエンドウやスギナを摘んで洗って干し、乾いたものから切って煎るという作業を繰り返す日々。ついでに晩御飯のおかずも摘んでいます。私が一番好きなのはこれ、母子草の天ぷら。ほんとにおいしいから、ぜひ食べてみてほしいなぁ。

# by kouribakokara | 2018-05-08 21:04 | Comments(0)

今年の一番茶

2018年5月3日木曜日

a0238314_20470851.jpg
ひとの出入りが慌ただしくなるゴールデンウィークは、菜園や庭での作業が増える時期でもあります。寒い間はだれていた私も、季節の移ろいと天候に急き立てられるように、朝から晩まで屋外でなにかをしています。
朝、目覚めると長靴をはき、麦わら帽をかぶってまず外へ。冷気の残る明るい菜園の空気を吸ったとたん、ぼんやりした身体がしゃきっとしてきます。撒いた種が発芽しているか、野菜の生育は順調かを見て回り、次の作業の段取りを考えます。庭を一周して、その日のやることリストをだいたい決めます。
a0238314_20471901.jpg
一昨日の朝の巡回でやることリストのトップになったのが「茶摘み」でした。庭に自生している茶の木に柔らかでつやつやの若葉がいっぱい出ているのを見つけ、一番茶を摘む時期になったと気づきました。朝食を済ませてすぐに茶摘み。茶畑ではないので、敷地のあっちに1本、こっちに1本と点在する茶の木を回って、若葉を摘みます。摘んだら洗ってさっと茹で、すぐに冷まし、低温で乾煎りしつつ手で揉みます。必要なのは根気だけ・・・そして今年もわが家の一番茶が出来上がりました。

# by kouribakokara | 2018-05-03 21:11 | Comments(0)

山里近況

2018年4月27日金曜日

a0238314_10053732.jpg
木に咲く花がほぼ散って1週間、若葉の濃淡が目にも楽しい季節になりました。夕方の楽しみは、家の西側にある柿の木の新緑に春のほんわりした夕日があたる様子を眺めること。昼間あたたまった空気がどんどん冷えていくのを感じながら、のんびりする時間です。
a0238314_09463558.jpg
a0238314_10271824.jpg
摘み草も毎日楽しんでいます。タンポポの若い茎を摘んでおひたしにしたり、まだ細目の野ブキを煮たり。

a0238314_10322887.jpg
a0238314_09525633.jpg
畑は絹さややエンドウ豆が成長中。秋撒きのキャベツの葉はいっこうに巻く気配がなく、待つべきか、収穫して次の作物に切り替えるか・・・悩ましいところです。

# by kouribakokara | 2018-04-27 10:35 | Comments(0)

採集生活邁進中

2018年4月16日月曜日

周囲の山が花や若葉で急に鮮やかになるこの時期は、木々の根元、伸び始めた草の間に食材がいっぱい出てきます。
3月下旬にはフキノトウやつくし摘みをしてたのに、もうこの時期はフキやワラビ、ヨモギ、筍・・・「摘んだり」「採ったり」「掘ったり」の採集生活で毎日が過ぎていきます。
a0238314_20373419.jpg
a0238314_20380685.jpg
昨日、庭でヨモギの柔らかい若葉を摘んで、ヨモギ餅をつくってみました。重曹を少しいれて茹で、水洗いしてからペースト状に。蒸した餅粉に混ぜたら、とてもきれいな緑色になりました。3時にほうじ茶と。
a0238314_20384975.jpg
今日は昨年同様、近所のお宅の裏山で筍堀り。すでにかなりの筍が猪に食べられていましたが、それでも十数本を掘りました。帰りはずっしり重い筍を持って足場の悪い山の急斜面を歩くので、倒木に足をとられたり滑ったり。「欲張りばあさんはそれでも筍を放さなかったので、崖からすべり落ちてしまいました」と昔話ならそうなりそうな状態でしたが、無事、帰還して、今は筍を茹でています。

# by kouribakokara | 2018-04-16 20:42 | Comments(0)

エドヒガン桜

2018年4月11日水曜日

a0238314_14384629.jpg
今年は桜満開の時期に宮崎や大分、そして帰路に四国を横切り、遠くに近くに存分にお花見をしました。日本の春といえばやっぱり桜、そう思いました。
旅から戻って、さらにもう一度、別のお花見に出かけました。私の住む街の山間部にごみ処理施設があるのですが、その広大な敷地の中にエドヒガン桜の自生地があるのです。市の広報で、春の1週間だけ敷地内のエドヒガン桜を1日30人限定で見せてもらえると知り、2週間前に申し込んでおいたのでした。
a0238314_14393050.jpg
雨天中止と聞いていましたが、幸い予約した当日は快晴。世間の桜が満開の時期にインフルエンザで外出できなかった母も、この日はすっかり回復してようやくのお花見となりました。車で30分ほど、ごみ処理施設周辺にある山間部のソメイヨシノも予想外にまだ見ごろでした。
集合時間に処理施設に行くと、その日の桜の見学者は高齢者ばかり十数名。職員の方に案内され急な山道を少しだけ登ると、明るい斜面にエドヒガン桜の林がありました。原種の山桜なので花はソメイヨシノよりも小型、色も白っぽく、楚々とした風情です。花の柄がぷっくりと膨れているのが特徴とかで、ヒョウタン桜ともよばれるそうです。
国内でも自生地は限られているとのことですが、兵庫県は猪名川上流域、但馬、西播磨などになぜか自生地があり、これは全国的には珍しいとか。ソメイヨシノと違って、エドヒガンの幹は桜の木特有のツヤっぽい樹皮がないので、花の時期を過ぎると他の木との区別が難しそう。それで花がない時期に伐採されてしまうこともあるそうです。
ごみ処理施設が山林環境や里山の啓発活動を熱心にされていることも改めて知り、地元を知る良い機会になりました。

# by kouribakokara | 2018-04-11 14:55 | Comments(0)

東九州ドライブ(3)臼杵から久住へ

2018年4月7日土曜日

a0238314_11051742.jpg
臼杵の街並みを見たあとは、国宝の臼杵摩崖仏へ。
若い頃、福岡に5年近く住んでいたのに一度も訪れる機会がなく、長年見たい見たいと思っていました。昔は人里離れた山の中だったのでしょうが、今は摩崖仏のある岩壁とその周辺が公園として整備され、折しも桜が満開。のどかな風景が広がっていました。
a0238314_11312375.jpg
a0238314_11105184.jpg
a0238314_11101178.jpg
摩崖仏を目にした静かな感動。こつこつと創りあげられたものは、時代が変わっても何かしら語りかけてくるものです。
現代を生きる私たちがこつこつと創るもの、後世の人がそれを見て感動するものが何かあるかしら。後世に残ると今はっきりわかっているのは核のゴミだったり原発の廃墟だったり・・・昔の人の偉大さが身に沁みました。
a0238314_11274778.jpg
a0238314_11284754.jpg
その後、野焼きが終わったばかりの久住連山をドライブし、標高1000メートルにある筋湯温泉に。夫の両親が今の私たちくらいの年齢の頃、よく出かけていた温泉です。公共の打たせ湯は日本最大規模だそうで、高い位置から幾筋もの湯が落ち、浴室は白い煙がもうもうと立ち込めて何も見えないくらい。下界と比べると季節が1カ月逆戻りし、筋湯温泉街は梅の盛り、桜はまだ蕾でした。

# by kouribakokara | 2018-04-07 11:45 | | Comments(0)

東九州ドライブ(2) 都城から臼杵へ

2018年4月4日水曜日

a0238314_21471888.jpg
都城で1泊した翌朝、市内にある霧島ファクトリーガーデンへ。焼酎で有名な霧島酒造の広大な敷地には工場やレストラン、文化施設、ショップが点在し、霧島神社から分霊を受けた焼酎神社まで。下戸の私がやたら気になったのは、焼酎よりも庭の大甕。かつては焼酎の長期保存に欠かせない道具だったのでしょうが、こうしてずらりと甕が並ぶ光景、どこかで見た・・・と思ったら、30年以上前にソウルの韓式旅館の庭に並んだキムチの大甕でした。国も甕の中身も違うけど、奇しくも発酵食品が同じような色の陶器の大甕で保存されていたとは。そして、こんな大甕、ひとつ欲しい、もしや併設のショップで売ってるかと半ば本気で思いながら(売ってなかったけど)、写真を撮りました。
a0238314_21481718.jpg
都城を後にして次に向かったのは大分県臼杵市。再びトンネルいっぱい、片側1車線対面通行の東九州自動車道をこの日はひたすら北上し、お昼頃に臼杵市到着。まずは市内の二王座歴史の道を歩きました。阿蘇山の火山灰がかたまった凝灰岩の丘を削って通された雰囲気ある石畳の小道です。
a0238314_21492880.jpg
a0238314_21502781.jpg
龍源寺の三重塔は臼杵市内に入ってすぐ車窓から見えたのですが、遠目にもはっとするほど緻密で美しい建造物でした。江戸期建立の木造で、近づくと軒下に屋根を支えるような鬼の姿。江戸期までに建てられた三重塔としては国内で最南にある塔だそうです。
臼杵城跡周辺は満開の桜を観に来た人でけっこうにぎわっていたものの、お寺が点在する歴史の道は人の姿もまばら。うらうらと静かな春の午後でした。

# by kouribakokara | 2018-04-04 21:55 | | Comments(0)

東九州ドライブ(1) 都城

2018年4月3日火曜日

宮崎県都城市で仕事があるという夫について、春の駆け足ドライブ。神戸港を夜発つフェリーに乗り、翌朝早くに大分の別府に到着。そこから車で東九州自動車道をひたすら南下しました。「私が先に運転する!」とハンドルを握ってしばし・・・この自動車道が片側1車線の対面通行区間が長く、トンネルの数がとにかく多く、パーキングエリアが少ないということに気づきました。どこかで運転を交代しようと夫が言うけど、あれよあれよと距離は伸び・・・ようやく交代した時には都城が近づいていました。正午に到着。
a0238314_16104919.jpg
都城で驚いたのは、空気の暖かさ。もちろん快晴の、春に似つかわしくない陽気の日ではあったけど、それでもさすがは南国です。植生も光の明るさもわが家あたりとは全然違う。そしてもっと驚いたのは、早生種の稲の田植え準備が始まっていたことでした。
a0238314_16101013.jpg
a0238314_16121234.jpg
その日の午後は、一人で街散歩。神柱(かみばしら)宮にお参りし、境内で開かれていた植木市をのぞいたら、地元の人たちの交わす会話が全く聞き取れないことに気づきました。ちょっと不思議に思いつつ、そのまま都城島津邸へ。
a0238314_16142390.jpg
敷地内にある島津伝承館や本宅を見学するうち、都城の歴史や薩摩島津家との関係を初めて知り、植木市での会話がわからなかった理由がわかりました。都城は宮崎県に位置するとはいえ間違いなく薩摩文化圏にあって、話されているのは薩摩言葉なのですね。そういえば薩摩藩伝統の郷中教育も、都城で今も息づいているようです。
島津邸の後は、都城市立美術館へ。過去2~3年間に市立美術館に新たに収蔵された都城ゆかりの作家の作品展でしたが、油彩、墨彩あり、エッチングやリトグラフもあり、魅力的な展覧会でした。そこが宮崎県で最初に建てられた美術館だということ、この街ゆかりの多くの芸術家がいることを知り、都城が文化芸術を育んだ土地柄だったことに気づきました。

# by kouribakokara | 2018-04-03 16:25 | | Comments(0)

3月は駆け足で

2018年3月28日水曜日

a0238314_14065688.jpg
ご近所の裏山の倒木を薪に頂いているのですが、先週末、久しぶりにその作業を再開すべく夫と山の斜面に立ちました。夫はチェンソーで倒木を輪切りにしたり、それを下に降ろすための準備に余念がない一方、私はと言えば・・・斜面に立っているのが精一杯。かなりの急斜面で足元も悪いので、とにかくずり落ちないように自分を支えているだけで、何のために山に入ったのやら。倒木の上に腰かけ、チェンソーの音の切れ間にウグイスの鳴き声を聴き、「山郷も春だねぇ」と景色を眺めていました(写真上)。
a0238314_14104010.jpg
3月の畑仕事は、計画通り。ジャガイモの種芋を植え付け、絹さやとインゲン、水菜の種も撒き、去年アタフタしていた私にしたら上出来の畑仕事のスタートでした。
今月は淡路島にドライブに出かけたり、夫の大学の学生さんたちがランチに来たり、そして今月87歳の誕生日を迎えた母が初めてインフルエンザにかかったり・・・ひっそりと静かに冬を越したあと、急上昇した気温とともに慌ただしく過ぎた1カ月でした。
a0238314_14163785.jpg
a0238314_14192243.jpg
去年の春に植えたミモザの木に黄色の花。庭の桜はまだ蕾ですが、一足先にアーモンドの小さな苗木に桜よりすこし大ぶりの花が咲きました。

# by kouribakokara | 2018-03-28 14:27 | Comments(0)

冬越しの野菜たち

2018年3月22日木曜日

a0238314_11424857.jpg
a0238314_11440273.jpg
a0238314_11445415.jpg
先週のぽかぽか陽気で、車の冬タイヤを取り替えたりクローゼットの冬物衣類をしまったりしたのに、今週の寒いこと。
とはいえ、畑の野菜たちは3月に入って急に大きくなりました。そもそも冬の間に収穫して食べようと思って秋に種まきした野菜なんだけど、昨秋の冷え込みが強すぎたせいか大きくなれず、ようやく今頃、収穫できる大きさに。通常の倍以上の時間がかかって大きくなった野菜は、味が濃くて甘いような気がします。もう育たないかなと思っていた弱々しい苗が生気を取り戻したように大きくなるのを目の当たりにして、野菜本来の生命力とそれを育てる土や雨や陽光はすごいものだなぁと思います。
芽キャベツ、ブロッコリー、菜花・・・どれも美味しいほろ苦さ。

# by kouribakokara | 2018-03-22 11:50 | Comments(0)

朝のまわり廊下

2018年3月19日月曜日

a0238314_09471825.jpg
朝起きて、まわり廊下を歩きながら障子を開けていく時、いつもこの家に住むことの楽しさを実感する私ですが、春はとりわけ。きっと春特有の朝の光の角度や明るさのせいでしょう。さて今日は畑に種を撒こう、発酵に良さそうなお天気だからパンも焼こう、お布団を干そう、観葉植物を外に出してやらないと・・・この廊下でそんな家事雑事がぽんぽんと心に浮かぶと、面倒さが吹き飛んでなにやら楽しい気持ちになるのが不思議なところ。まわり廊下は家の内外の空気をどちらも感じさせてくれて活力をくれる特別な空間のようです。
a0238314_09481469.jpg
庭では2年前に植えた我が家の小さな梅に、今年はけっこうな数の花が咲きました。週末は朝のコーヒーマグを片手に、地面にしゃがみこんで観梅のひとときを過ごしました。

# by kouribakokara | 2018-03-19 09:52 | Comments(0)

花が咲いた

2018年3月13日火曜日

a0238314_18022309.jpg
この間までほとんど姿がなかったミニ水仙が、数日で芽を出し、ふと気づけばたくさんの花まで咲かせました。クリスマスローズだって、先週までは小さな蕾が地面を這うように見えてたのに、いつのまにか首をすっと伸ばして開花。植物の変身の速度に驚きます。
a0238314_18023858.jpg
a0238314_18024832.jpg
家の中も冬仕様のままではいけないなぁと思い、クリスマスから壁に掛けていたジャイプールの赤いタペストリーをはずし、友人作の春らしい色あいのものに変えてみました。染色と刺繍で描かれた牡丹の花です(たぶん)。お雛様も仕舞って、ウズベキスタンの陶芸家が焼いたチューリップ柄のお皿を飾りました。家の外も内も急に花で華やいで、冬とお別れです。

# by kouribakokara | 2018-03-13 18:05 | Comments(0)

春!

2018年3月11日日曜日

a0238314_15251997.jpg
a0238314_15260578.jpg
a0238314_15263502.jpg
朝はまだ霜が降りますが、昼間の気温が急に上がってきたせいで山里の空気も春めいて来ました。
わが家の小さな梅の木の蕾が膨らみ、サンシュユもまもなく開花しそうです。畔道や敷地のあちこちでフキノトウも顔を出しました。
こうなってくると近所では耕運機の音が響き、農閑期にはほとんどお会いしなかった隣のおばあちゃんが畑に毎朝出てくるようになり、私もそわそわと落ち着かなくなってきます。翻訳の仕事をしながらも畑ノートをちらと開いてみたり、あの種はいつ植えるんだったかな~と参考書を調べてみたり・・・ついには、やっぱりクワを手に畑に出てしまう始末。
a0238314_15275562.jpg
フキノトウはすでに2度、夕食に並びました。最初はやっぱり天ぷらで、2度目はみじん切りにしてジャコと春キャベツと一緒にパスタで。このほろ苦さを味わうと、春の到来です。

# by kouribakokara | 2018-03-11 15:30 | Comments(0)

精進料理のこと

2018年3月5日月曜日

a0238314_10590515.jpg
a0238314_10583563.jpg
以前から精進料理的なものにはご縁があり、自然ななりゆきとして興味もありました。たとえば宗教的な戒律により食材に制限のある国で暮らしたり多宗教の人をもてなしたり、あるいは健康上の理由や信条として菜食主義の人とのおつきあいなど。そんな経験とともに、山里生活で野草や自分で育てた野菜を食べるようになったら、自分にとって料理したいと思う食材や魅力ある食べ物が明らかに変わってきたと思います。
a0238314_11015667.jpg
最近読んで印象的だった本は道元の『典座教訓』。典座とは禅道場で修行に励む雲水たちの食事を作る職のひとつです。食事を供することそのものが修行という典座が、どのように食材と対峙し献立を決め料理をするのかという心得がまとめられています。僧侶でない私が読んでも、食についての雑念が消えて心が洗われるような、そして素直な自省に導かれるようなとても良い本でした。
とはいえ私の場合、実際の食生活で匂いのあるネギ・タマネギ・ニンニクを使わないとか魚や肉を料理しないというのではありません。でも地元にあるものをよく見ずにやたら珍しい海外の食材に惹かれたりすることなく、成長までに大量のエネルギーと飼料が必要な肉類を買う頻度を減らしたりして、派手さはないけど滋味ある料理をしていきたいなと思います。(写真は上から大根ステーキ、白菜と厚揚げの豆乳シチュー、揚げ蓮根のすまし汁)

# by kouribakokara | 2018-03-05 11:07 | | Comments(0)

出来上がったけど、春が来た

2018年3月1日木曜日

a0238314_10405804.jpg
久しぶりに一人暮らしだったので、掃除をしたら家はすっきり片付き、食事の支度も簡単。なのでマイペースで読書をしたり畑の畝を整えたり、合間には汚れた車を洗車場でピカピカにし、それでも時間があるので編みかけていたひざ掛けを仕上げてしまいました。
以前にも書いたけど編み物はほとんどしたことない私ですが、家には編み物好きの娘が使って余った色々な毛糸玉があって、放っておくのはもったいないとかぎ針を出してきて編み始めました。練習がてら10cm四方の同じ模様編みをいくつも作り、配色を考えながら繋ぎ合わせてひざ掛けなど作ってみました。
出来上がるのを待ってたように気温は急に上がり、春みたい。活躍するのは次の冬になりそうです。

# by kouribakokara | 2018-03-01 10:41 | Comments(0)

逃げる2月を追いかけて

2018年2月25日日曜日

a0238314_09443412.jpg
「二月逃げる」とはよく言ったものです。もう月末!ブログの更新をしばらくしていないことに気づかないほど、毎日があっという間でした。
2月に入ってすぐに、来月からの畑仕事の計画を立て始めました。菜園となって丸2年、うちの畑の土は開拓当時と比べればそれはもう嘘のように良くなったとはいえ、一般的な畑と比べればまだまだ肥えていないし、場所的に日照時間が長いわけでもなく、おまけに菜園の主が暗中模索状態、と微妙な条件が揃っているので、もしこの時期の計画と準備が遅れれば畑にはなにも起こらず、菜園の主はやる気を失い・・・あぁ・・・そんな事態はぜったいに避けなければ 、とポットにいっぱい沸かしたコーヒーの力を借りながら久しぶりに畑ノートと野菜作りの本を開きました。
a0238314_09455464.jpg
a0238314_09473844.jpg
縁側での牛乳パック栽培は順調で、サニーレタス(写真上右端)と菊菜(中央)の芽が育っています。左側の勢いよく育っているのは、スーパーで買ってきた豆苗を根の部分だけ残し再生栽培したもの。買った時の豆苗より柔らかく、サラダに使えます。畑に植え付けるためのブロッコリーやローメインレタスの苗用の種も撒き、ジャガイモの種芋を芽出しのために陽光にあてています。去年、ジャガイモの芽出しに思った以上の時間がかかり、植え付けの時期になっても芽が十分に出てなくて焦ったことが畑ノートに記録されていたので、今年は早めに開始しました。毎年繰り返すことで、少しだけ賢くなっているような気がします。そんなわけで、冬の終わりの縁側はいろいろ混雑しています。

# by kouribakokara | 2018-02-25 09:58 | Comments(0)

椎茸菌の植え付け

2018年2月13日火曜日

a0238314_10005819.jpg
a0238314_10013722.jpg
a0238314_10002924.jpg
昨日も冷え込んで一時は本降りの雪となった午後、椎茸菌を植え付けました。
椎茸栽培に適しているナラの木は、ご近所の裏山で昨年切り倒されたものをいただきました。倒されてから10カ月近く、しっかり乾燥した細目の幹を1mくらいに切って、夫がドリルで穴をあけました。私は椎茸菌の種駒を穴に入れ、金槌でコンコンと打ち込む係り。結局、16本の原木に800個の種駒を打ち込んで作業完了となりました。寒いなか、物好きなことだなぁとも思うのですが、去年はじめてナメコ栽培をしてみたら、ある日ぴょこんと出ているキノコを見つけた時の嬉しさ、またある日は予想外ににょきにょきと繁茂している姿を見た時の驚き、そしてなにより食べたときの美味しさを知ってしまうと・・・。ちょうど原木に適したナラの木が手に入るとわかり、今年は椎茸もということになったのです。
寒中に植え付けるのは、雑菌が少ないため。この時期に椎茸菌が原木のなかに広がって成長を始めます。椎茸を本格的に収穫できるのは来年の秋からの数年間ですが、今年の秋には小さい姿を見ることができるかもしれません。目に見えない世界(幹の中)で何が起きているのやら、想像しながら待つのは楽しいものです。

# by kouribakokara | 2018-02-13 10:10 | Comments(0)


海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。


by kouribakokara

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体



古民家再生
公園
未分類

以前の記事

2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
more...

最新の記事

熱波の記憶
at 2018-07-17 09:06
警報解除の翌朝
at 2018-07-10 20:36
通行止め
at 2018-07-06 10:02
めまぐるしく
at 2018-07-04 09:03
at 2018-06-27 11:55

ライフログ


Apples Are from Kazakhstan: The Land That Disappeared


シルクロード・路上の900日―西安・ローマ1万2000キロを歩く


死の家の記録 (新潮文庫)


玄奘三蔵、シルクロードを行く (岩波新書)


中央アジアを知るための60章【第2版】 (エリア・スタディーズ26)

メモ帳


http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html

「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。

記事ランキング

ブログジャンル

日々の出来事

画像一覧