夏仕様

2012年7月8日日曜日

帰国した時、わかっていたことではあるけれど、4カ月ぶりの家は冬仕様のままでした。去年の暮れの帰国時に出して敷いた絨毯は暑苦しく、壁にかかるタペストリーやあちこちに置かれた皿・壺などの色あいが冬のままの我が家。夏らしく模様替えしようかと思う一方、夏仕様に変えて8月に出国すれば、年末の帰国時には寒々しく感じるだろうと思ったり。結局、2日ほど何もさわらないでいました。でも旅の疲れが抜けてしまうと、季節感ちぐはぐな家にいることが苦痛になってきました。a0238314_1042530.jpg
夏になるといつも思い出すのは、母方の祖父母の家の記憶。古い平屋の日本家屋を夏休みに訪ねると、紙の障子や襖が夏仕様の簾戸に変わり、玄関に立つと座敷を通して奥にある庭の緑まで見通すことができました。団地っ子の私は、子ども心にそれを本当にきれいだと思いました。
やっぱり季節はずれの空気で生活できないと思い直し、汗だくで絨毯を巻いて納戸にしまい、かわりにウォーター・ヒヤシンスのラグを敷きました。壁にかかる黒っぽい織物はタイの藍染に、正月の名残の漆もベトナムの古い染付けの薬瓶に。玄関の置物、来客用スリッパ、ダイニング・テーブルの周り、クッションカバー、トイレの絵、仏壇の花瓶・・・海外と日本を往ったり来たりすると、季節に追いつくのも大変です。
by kouribakokara | 2012-07-08 10:28 | | Comments(2)
Commented by mayu at 2012-07-08 22:16 x
季節に合わせてお部屋の模様替え(^-^)/素敵ですね〜
私も四季に合わせて掛け軸かえたり、生花するような風雅な人になりたい…
Commented by kouribakokara at 2012-07-08 22:36
掛け軸!生花!! mayuさん、そのレベルは高すぎるしお金かかる・・・私のは暖色を寒色に替えるレベルです。でもいつか、障子や襖を簾戸に替えてみたいです~。


海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。


by kouribakokara

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