バラボエ(1)
2012年10月18日木曜日
アスタナから車で、北北西に200km。「カザフスタンのスイス」と地元の人が呼ぶリゾート地で自然保護区でもあるバラボエ(Borovoe)に来ています。年に1度、事務所が行う2泊3日の職員研修の自称「写真係」。アスタナを出た時から雪が降り出し、道中はけっこうな吹雪でしたが、バラボエに着いたら薄日もさしてきました。
このあたりは森林や湖が点在し、風光明媚な場所と聞いています。夏には国内旅行者で賑わい、ハイキングや水遊びを楽しむそうです。すこし高い山や奇岩などもあるとか。
と、こんな書き方しかできないのは、バラボエの観光スポットとは無縁の山中に宿泊しているからです。事務所が研修場所として借りているのは、湖からやや離れた森の中の簡素な施設。ソビエト時代、ピオネール(少年団)が夏にキャンプ地として利用していた旧い施設を改修した場所です。食事はカウンターで自分で受け取るセルフ・サービス。列に並んでいると、50代のドライバーからも30代のスタッフからも、「ソビエト時代みたい」と同じセリフを聞きました。経済発展著しいカザフスタンの人たちも、食べ物が配給されていた時代をついこの間のことのように思い起こすようです。
そんなこんなで、今回は「スイス」らしき写真を撮るのは難しそうです。プログラムびっしりで、議論やチーム作りのゲームなど研修に追われるスタッフを尻目に、私は明日まで読書三昧。そして合間には、アスタナでは絶対にお目にかかれない自然のままの森の散策を満喫したいと思います。
アスタナから車で、北北西に200km。「カザフスタンのスイス」と地元の人が呼ぶリゾート地で自然保護区でもあるバラボエ(Borovoe)に来ています。年に1度、事務所が行う2泊3日の職員研修の自称「写真係」。アスタナを出た時から雪が降り出し、道中はけっこうな吹雪でしたが、バラボエに着いたら薄日もさしてきました。
このあたりは森林や湖が点在し、風光明媚な場所と聞いています。夏には国内旅行者で賑わい、ハイキングや水遊びを楽しむそうです。すこし高い山や奇岩などもあるとか。
と、こんな書き方しかできないのは、バラボエの観光スポットとは無縁の山中に宿泊しているからです。事務所が研修場所として借りているのは、湖からやや離れた森の中の簡素な施設。ソビエト時代、ピオネール(少年団)が夏にキャンプ地として利用していた旧い施設を改修した場所です。食事はカウンターで自分で受け取るセルフ・サービス。列に並んでいると、50代のドライバーからも30代のスタッフからも、「ソビエト時代みたい」と同じセリフを聞きました。経済発展著しいカザフスタンの人たちも、食べ物が配給されていた時代をついこの間のことのように思い起こすようです。
そんなこんなで、今回は「スイス」らしき写真を撮るのは難しそうです。プログラムびっしりで、議論やチーム作りのゲームなど研修に追われるスタッフを尻目に、私は明日まで読書三昧。そして合間には、アスタナでは絶対にお目にかかれない自然のままの森の散策を満喫したいと思います。
by kouribakokara
| 2012-10-18 13:55
| 旅
|
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海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。
by kouribakokara
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http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html
「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。