おばあちゃんのカルトーシュカ
このところアスタナには新店舗が相継いでオープンしています。これまで色々な国で何度も経験したことですが、経済発展著しい土地でオープンするスーパーマーケットは概して土地でとれる新鮮な野菜より冷凍食品がずらりと並び、いつもがっかりさせられます。この夏、我が家の向かいにあるアパート1階にできた比較的大きなスーパーもそう。広い売り場面積に占める野菜売り場の小さいこと・・・。
そんなわけで、私はやっぱり前からあるそこここの小さなお店で野菜や果物を買っています。お天気の良いお昼時、そんな一軒に出かけた時、店の前の路上で会ったのがこのおばあちゃん。少量のトマトとジャガイモを売っていました。家の庭でできたものを売りに来ている感じ。袋の中には2種類の大きさがまちまちなジャガイモ(カルトーシュカ)が入っていました。中をのぞきこむと、掘り起こして間もないのかプーンと土の匂いがしました。「1kg、ちょうだい」
おばあちゃんの横に秤もあったけど、帰宅して量ったら1.5kgほど入っていました。茹で上げたら、不恰好な外見とはうらはらにホクホク、甘みのあるジャガイモでした。
by kouribakokara
| 2013-08-26 13:43
| 食
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海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。
by kouribakokara
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http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html
「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。