モンテネグロ(7) ボカ・コルストカ湾ドライブ
2013年11月6日水曜日
ドイツ人の友人がアルバニアから運転してきた車に乗り、複雑に入り組んだボカ・コルトスカ湾の一番奥、コトル湾とリサン湾を一周しました。
ブドヴァからまずは山間部を北上し、長い長いトンネルを抜けて湾岸のコトルの町に出ます。そこからは左手に青い海、右手には石灰岩質の急峻な山を眺めながらのドライブ。
湾岸にはいくつもの小さな村や町があります。景色に見とれながらしばし、行く手に絵のような美しい町が見えてきました。古くから造船や海運業で栄えたぺラストです。かつては航海者養成の有名な学校もあって、ロシア帝国のピョートル大帝が息子を留学させたとか。小さな美しい港町の中ほどには、17世紀末に建造された聖ニコラ教会の鐘楼(高さ55m)がそびえていました。 ぺラストの次の目的地はリサン。湾岸では最古の町で、紀元前3世紀から栄えた所です。ローマ帝国時代の大邸宅跡からモザイクの床が発見されており、その遺跡に立ち寄りました。邸宅は紀元2世紀ごろに建てられ、全7室のうち4室の床のモザイクが残っています。幾何学模様の床は白黒の石で、背中に羽のある男の子の姿はカラフルな石で描かれていました。モザイクのない部分は家具が置かれていたのでしょうか。リサン湾を見下ろす当時の優雅な部屋が想像できるようでした。 リサンから南下し、カメナリの町で車ごとフェリーに乗りました。乗用車1台が4.5€。2つの半島がせり出してコトル湾が最も狭くなっている部分を10分あまりで横切り、対岸の町に着きました。帰路はティヴァット経由でブドヴァへ。夕方のコトル湾はほんのしばらく茜色に染まったあと、あっという間に暮れて行きました。
ドイツ人の友人がアルバニアから運転してきた車に乗り、複雑に入り組んだボカ・コルトスカ湾の一番奥、コトル湾とリサン湾を一周しました。
ブドヴァからまずは山間部を北上し、長い長いトンネルを抜けて湾岸のコトルの町に出ます。そこからは左手に青い海、右手には石灰岩質の急峻な山を眺めながらのドライブ。
湾岸にはいくつもの小さな村や町があります。景色に見とれながらしばし、行く手に絵のような美しい町が見えてきました。古くから造船や海運業で栄えたぺラストです。かつては航海者養成の有名な学校もあって、ロシア帝国のピョートル大帝が息子を留学させたとか。小さな美しい港町の中ほどには、17世紀末に建造された聖ニコラ教会の鐘楼(高さ55m)がそびえていました。
by kouribakokara
| 2013-11-06 12:49
| 旅
|
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海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。
by kouribakokara
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http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html
「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。