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和歌山へ (3)高野山

2019年2月20日水曜日

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翌朝、宿を出て高野山に向かう前に、道の駅龍神のすぐ近くにかかる長い吊り橋を渡りに行きました。日高川の川面から10mほどの高さ、全長57mの木製吊り橋です。朝の冷気に包まれた吊り橋を渡り、向こう岸の皆瀬神社に参拝。
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龍神高野スカイラインはこの日もほとんど他の車の姿を見ることはありませんでした。尾根沿いに走る道路は高度を上げ、気づけば1200m~1300m。車窓から見えるのは雪国のような山の景色でした。近畿地方でも暖かいというイメージの和歌山県で、こんなに美しい樹氷を見ることができるとは。水墨画のような雪景色のなかを1時間ほど走って、車は高野山の立派な大門に到着しました。
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井上靖監修『私の古寺巡礼 四』に司馬遼太郎が高野山のことを書いていて、その最初に「山上はふしぎなほどに平坦である。そこに一個の都市でも展開しているかのように」という箇所があるのですが、まさにそんな感じ。あんなに山道を超えて来たのに、大門から奥の院までの広大な平たい土地に数々の塔やお堂、寺社や墓地が建ちならんで、そこが高い山の上であることを忘れてしまうような空間です。高野山はあまりに広すぎて、半日ですべてを見て回ることはできないということが今回よくわかりました。限られた時間の中で印象に残ったのは金剛峯寺。建物やその内部の趣向をこらした襖絵、日本最大の石庭など渋さとあでやかさ、静と動の対比がアートを鑑賞した後のような余韻となって心に残っています。

by kouribakokara | 2019-02-20 21:05 | | Comments(0)


海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。


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