人気ブログランキング | 話題のタグを見る

4月は薪仕事で

2019年4月20日土曜日

4月は薪仕事で_a0238314_20552659.jpg
つい数日前まで、朝夕は薪ストーブに火を入れるような冷え込みが続きました。4月になってもこんなに薪が必要だったのは初めて。備蓄していた薪が底をつく頃、ようやく春らしい暖かさになってほっとし、今後は薪を多めに用意しておかねばと実感しました。なので、4月はお天気が良くて夫が在宅の日、夫婦でとにかく薪仕事にいそしむことになりました。
近所の傾斜のきつい山には、まだ倒されたままで放置されている樫や楢の木が残っています。これを40センチほどの玉切りにし、崖の上の一か所に集積し、以前に設置した竹の滑り台を使ってロープでくくった木を一個ずつ下ろし、それを軽トラに載せて我が家の薪置き場まで運ぶという、素人が考えた苦肉の労働集約型作業。当然ながら一気にできるものではなく、体力と根気だけが必要です。夫がチェンソーで玉切りにするのを横で補助して1日が終わり、次の1日で崖の上に集積、さらに1日がかりでロープを使って木を下ろして運ぶ、と一連の作業は3日がかり。しかもワンラウンドで確保できるのは1~1.5カ月分なので、ひと冬に使う十分な木を確保するとなると3~4ラウンド働かねばなりません。
作業の合間、急斜面に腰かけてコーヒーを飲みながら里の桜を見降ろし鶯の声を聞くと、「もう駄目だ~」という気持ちが「さて頑張りますか~」と変化するのが不思議です。
4月は薪仕事で_a0238314_20554887.jpg
4月は薪仕事で_a0238314_21111275.jpg
作業はなんとしても今月中に終えたい。その理由のひとつは気温。暑くなってくると作業がますます厳しくなるからです。もうひとつはマムシが出る前に済ませたいということ。本当は寒い冬から始動すべきだったのね・・・今後は冬の間もこつこつと次のシーズン用の薪仕事をしましょうと反省しつつ、4月は肉体労働で過ぎていきます。

by kouribakokara | 2019-04-20 21:33 | Comments(0)


海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。


by kouribakokara

カテゴリ

全体



古民家再生
公園
未分類

以前の記事

2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
more...

最新の記事

春分の積雪
at 2024-03-21 10:00
体調回復後の薪仕事
at 2024-03-16 16:24
めぐみの雨降り
at 2024-03-05 10:33
初春のパスタ
at 2024-02-24 15:45
春にむけて
at 2024-02-19 11:31

ライフログ


Apples Are from Kazakhstan: The Land That Disappeared [PR]


シルクロード・路上の900日―西安・ローマ1万2000キロを歩く [PR]


死の家の記録 (新潮文庫) [PR]


玄奘三蔵、シルクロードを行く (岩波新書) [PR]


中央アジアを知るための60章【第2版】 (エリア・スタディーズ26) [PR]

メモ帳


http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html

「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。

記事ランキング

ブログジャンル

日々の出来事

画像一覧