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4月は薪仕事で

2019年4月20日土曜日

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つい数日前まで、朝夕は薪ストーブに火を入れるような冷え込みが続きました。4月になってもこんなに薪が必要だったのは初めて。備蓄していた薪が底をつく頃、ようやく春らしい暖かさになってほっとし、今後は薪を多めに用意しておかねばと実感しました。なので、4月はお天気が良くて夫が在宅の日、夫婦でとにかく薪仕事にいそしむことになりました。
近所の傾斜のきつい山には、まだ倒されたままで放置されている樫や楢の木が残っています。これを40センチほどの玉切りにし、崖の上の一か所に集積し、以前に設置した竹の滑り台を使ってロープでくくった木を一個ずつ下ろし、それを軽トラに載せて我が家の薪置き場まで運ぶという、素人が考えた苦肉の労働集約型作業。当然ながら一気にできるものではなく、体力と根気だけが必要です。夫がチェンソーで玉切りにするのを横で補助して1日が終わり、次の1日で崖の上に集積、さらに1日がかりでロープを使って木を下ろして運ぶ、と一連の作業は3日がかり。しかもワンラウンドで確保できるのは1~1.5カ月分なので、ひと冬に使う十分な木を確保するとなると3~4ラウンド働かねばなりません。
作業の合間、急斜面に腰かけてコーヒーを飲みながら里の桜を見降ろし鶯の声を聞くと、「もう駄目だ~」という気持ちが「さて頑張りますか~」と変化するのが不思議です。
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作業はなんとしても今月中に終えたい。その理由のひとつは気温。暑くなってくると作業がますます厳しくなるからです。もうひとつはマムシが出る前に済ませたいということ。本当は寒い冬から始動すべきだったのね・・・今後は冬の間もこつこつと次のシーズン用の薪仕事をしましょうと反省しつつ、4月は肉体労働で過ぎていきます。

by kouribakokara | 2019-04-20 21:33 | Comments(0)

ランドセル

2019年4月14日日曜日

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先週の金曜日、小学校時代の同級生14人で和歌山まで日帰り遠足に出かけました。平日でもこれだけの人数が揃うのは、還暦を過ぎたゆえ。3台の乗用車に分乗し、和歌山ラーメンのランチを食べてから和歌山城に立ちより、その後やはり同級生が館長さんを務める花王エコミュージアムを見学しました。メンバーのなかには半世紀ぶりに再会した人もいて、昔話に花が咲きました。
小学校時代の友人と再会すると必ず話題になるのが、私たち姉妹(双子です)が背負っていた黒いランドセルのこと。あの頃、ランドセルは赤と黒の2色しかなくて、女の子は赤、男の子は黒が当たり前の時代でした。なのに、わが父は「黒いランドセルのほうが何色の洋服にでも合う」と私たち姉妹に黒のランドセルを買ったのでした。父はとても怖い存在だったので、その決定を覆せるはずはなく・・・。ただでさえ双子で目立つのにランドセルが黒なんて、とほんとに憂鬱な気持ちだったことを覚えています。私たちの黒いランドセルは同級生にも印象的だったらしく、再会すると必ずその理由を聞かれます。
時節がら、真新しい色とりどりのランドセルで新1年生が通学する姿を見ると、性別で色わけされていたことが昔話のよう。ただ一方で気になるのは、昨今のランドセルの高級化。私たちの時代もランドセルは安くなかったとは思うのですが、経済格差が広がっている今、ランドセルを買うことが大きな負担になる家庭だってあるはず。過度の装飾や凝った仕様は要らないでしょ、と思う私も父に似てきたのかもしれません。

by kouribakokara | 2019-04-14 14:23 | Comments(0)

どたばた

2019年4月8日月曜日

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このところ想定内・想定外の出来事が続いて、どたばたしていました。その最たるものは、3月初旬に植えたメークイーンの種イモがすべて消えてしまったこと。ある日、畝にくぼみを一つ発見して何かなと思っていたら、翌日そしてその翌日とくぼみの数が増え、不安になって種イモを植えたあたりを掘ってみて・・・ほぼすべての種イモがなくなっていることに気づいたのでした。モグラ?イノシシ?アライグマ? 近所の方に聞いてみたら、「それはカラスですなぁ~種イモを植えているのを見てたんでしょう」とのこと。カラスってジャガイモを食べるのね、いや、それよりも土を掘り起こしたりするのね、とびっくりしたり感心したり。時期的に遅いけれど、もう一度、種イモを植え付け、今度は畝全体にカバーをかけました。さて、今年メークイーンが収穫できるのか・・・こればかりは待つしかありません。
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鶏小屋では雛が孵りました。10個の卵のうち6羽が孵りましたが、1羽はすぐに死んでしまい、また2個の卵は殻の一部が割れて中から雛のくちばしが見えていたものの、ついに孵ることはありませんでした。今は5羽の雛がにぎやかに成長中です。
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街の桜は満開を過ぎつつありますが、うちの庭の桜はようやく五分咲きといったところ。花は小さくて遠目には地味ですが、近づくと意外と華やかな八重桜です。

by kouribakokara | 2019-04-08 21:58 | Comments(0)

春の食材で

2019年4月1日月曜日

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来客続きの週末でした。金曜日は娘がNYから遊びに来た友達を連れて、そして昨日は私の留学時代の友人夫妻とその知人のご家族。菜園はちょうど端境期で大したものは無いのだけれど(相変わらず開いたままの白菜やらスティックセニョール、ネギくらい)、先月作っておいたフキノトウ味噌や今が盛りのつくし、ぺんぺん草の蕾などを総動員。スーパーで出ていたウドも買ってきて料理してみました。
今やどこにでも美味しい料理を出すレストランはあるけれど、わざわざ家にお誘いして私の素人料理を食べてもらう理由は季節を実感してもらいたいから。肌で初春の冷たさと暖かさを、目で咲き始めた花々の色合いを、鼻で山郷の空気と土の香りを、耳でウグイスや様々な野鳥のさえずりを、そして口で春の苦みを味わってもらい、私が日々、あぁ気持ち良いと感じていることを共有してもらえたら嬉しいなと思うからです。
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そんなわけで写真は色々食べてもらった料理の一部。上からフキ味噌入りおにぎり、ウドの炒り煮、最近のレシピで見つけた桜の塩漬けが載った蒸しパン。その他にはぺんぺん草の載ったピザや開いたままの白菜の葉の塩麹炒めなどを作りました。


by kouribakokara | 2019-04-01 14:05 | Comments(0)

花がつぎつぎに

2019年3月28日木曜日

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窓から見える風景が一度にカラフルになってきました。山茱萸やレンギョウの黄色はもちろんのこと、花桃の濃いピンク(写真上)、モクレンの白、椿の赤、そして開花が始まった桜の淡紅色・・・とりどりの色が朝もやのなか、昼下がりの青空の下、冷え込む夕暮れ時にそれぞれ鮮やかに浮かんだり滲んだり、時間によって違う表情を見せてくれます。
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3年前に植えた庭のヒュウガミズキには今年もレモンイエローの花がたくさん咲きました。足元のどんな小さな野草にも花。スミレやホトケノザ、オオイヌノフグリが地面を彩り、土筆も今が一番の伸び時のようです。植物が満を持して活動を始めたことを身近に感じながら、私も今日は畑仕事や野草つみをして過ごしました。

by kouribakokara | 2019-03-28 21:16 | Comments(0)

祖母のちぎり絵

2019年3月17日日曜日

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これまで住んだ様々な家になかったけれど今の家にあるもの、それは床の間です。若い頃だったら、床の間にカーテンを吊って収納にしていたかもしれないけれど、今の私には小さなギャラリーのような空間。和室のこの一角の壁に何を掛け、床に何を置こうかと季節ごと、節句ごとに掛け軸や布や花瓶や器を出してきて、置いては眺め、眺めては置きなおす、それはなんとも心楽しい時間です。
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その床の間で活躍するのは、祖母(母の母)が生前にたくさん作ったちぎり絵の色紙です。色紙用の掛け軸を壁にかけておいて、季節ごとに祖母の作品を入れ替えます。雪景色のなかの野鳥、ネコヤナギ、紅葉、野菜、花・・・あらためて眺めては祖母の色使いのセンスや描写の細やかさに驚き、色とりどりの和紙に囲まれて座っていた祖母の姿を思い出します。

by kouribakokara | 2019-03-17 20:33 | Comments(0)

ひと畝まるごとメークイーン

2019年3月5日火曜日

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昨日は雨、今日は晴れ、明日からまた下り坂という天気予報。次の晴れは金曜だけど出かける予定もあり・・・と考えて、例年より少し早めだけれど、今日、ジャガイモの種イモを植え付けることにしました。1カ月ほど陽当たりの良い縁側で芽出しした種イモ。黒々とした元気な芽を確認してから、40gくらいに切り分けました。切り口に薪ストーブから出た灰をこすりつけ、畝に掘った穴に植えていきます。
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全長5mの畝すべてにメークイーンを、横の短い畝にアンデスとキタアカリをそれぞれ植え付けて今日の畑仕事はおしまい。こんなにたくさんのジャガイモを植え付けたのは初めてです。健康に育った緑の葉っぱのなかに白い花がたくさんつく様子を空想しただけで、なんだか嬉しくなってきました。
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山茱萸の花が咲き始め、飛ぶ虫を追ってガラス戸に激突する小鳥も増えてきました。幸い、この鳥は半時間ばかりじっとした後、正気付いて飛び立って行きました。良かった、良かった。

by kouribakokara | 2019-03-05 15:26 | Comments(0)

畑の準備

2019年3月1日金曜日

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先月11日はこんな雪景色でした。ただ今季はやっぱり暖冬、いつもは幾度となく見るこんな雪景色もほんの2~3度で、月末にかけて季節は速足で進んだようです。
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冬季、ほとんど休んでいた畑仕事ですが、フキノトウやクロッカスの花を目にして慌てて再開。久しぶりに畝に鍬を入れると、硬くなった表層部の土の下から思いのほか柔らかい黒っぽい土が顔を出しました。うちの畑も3度目の春、少しずつですが土壌が改善してきたのかもしれません。鶏糞や堆肥や牡蠣殻を混ぜ込んで、畝の形を整えました。3月半ばには絹さややスナップエンドウの種まき、ジャガイモの苗の植え付け予定です。ぼんやりしていると季節に追い越されてしまう、とすこし気ぜわしくなってきました。

by kouribakokara | 2019-03-01 09:44 | Comments(0)

百年の昔、百年の先

2019年2月25日月曜日

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週末、奈良県の吉野杉の産地として名高い川上村で行われた「伐採見学ツアー」に参加しました。我が家を修復してくださった設計事務所の主催で、日本家屋に欠かせない木をプロが伐りだす現場を見るという貴重な機会。お天気に恵まれ、お昼ごろ川上村に参加者30名余りが集合しました。
吉野では木こりのことを「山行き(やまいき)」さんと言うのだそうですが、山行き一筋46年というプロに導かれ、初めて吉野の杉林の中に入りました。空に向かってまっすぐ30mほど伸びた杉林はよく手入れされ、とても明るい空間でした。これから伐ると教えられた杉は、地上1mあたりの幹の周囲が2m半、高さは35m、樹齢130~140年の大木です。倒す方向は数メートル間隔に立つ他の木々の間を縫い、しかも斜面の谷側ではなく山側へ。伐採後そのまま放置して木の水分を抜くのですが、すこしでも山側に倒すと水分の抜けが早いのだそうです。
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見学者はすこし離れた場所で、伐採を見守りました。山行きさんの仕事ぶりはとても静か。慎重に木の幹を観察してチェンソーで受け口をつくり、次いで反対側に追い口をつくり、そこに楔を入れてカーンカーンと数度叩くと、大木からピシッと音がしました。山行きさんが「もう倒れますよ」と言いながら、おもむろに地面のチェンソーを持ち上げ、木から2mくらい歩いて離れた頃、大木はざーっと枝葉が擦れる音を響かせながら、予定した方向へと倒れて行きました。
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倒れた木に近づくと、断面の美しい年輪が見えました。その一カ所に濃い茶色の点。まだその木が人の腕ほどもない細さだった頃、枝打ちをした跡なのだそうです。山行きさんは木を伐ってそういった痕跡を見つけるたび、とても感動すると言われていました。私が見た枝打ちの跡は、きっと明治初めごろのもの。枝打ちをした山行きさんは、自分が生きている間には伐ることも使うこともない木が、何世代も後に立派な大木に成長し美しい材となるようにと、まさにその場所にやってきて枝を打ったのでしょう。山行きさんの仕事は次世代、更にその先を思って木を手入れし、伐採すれば1世紀以上前の先人の仕事に思いを馳せるという、なにか長い長い時間の流れのなかにありました。
帰宅して、家の梁や柱を眺めました。私はこの家に住んできた人たちのことを考えたことはあっても、そのずっと前、梁や柱となった木を育て伐りだした人のことを考えたことはありませんでした。先人たちの思いと仕事が形になった木の家、大切に使って磨いて、何世代か先の見知らぬ人に残していく長い時間の中の1人に私もなりたいものです。

by kouribakokara | 2019-02-25 20:23 | Comments(0)

和歌山へ (2)龍神温泉

2019年2月16日土曜日

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日本三美人の湯のひとつ、龍神温泉へ。高野龍神国定公園のただなか、標高600mの山懐に抱かれた静かな温泉郷です。南部梅林から道のりにして50キロ余り、冬タイヤ+チェーン所持の車のみが通行できる山道を登り、1時間余りで到着。
泊まったのは上御殿という宿で、建物は江戸時代に建てられ有形文化財に指定されています。2月の平日だったせいか、宿泊客は私たちだけという贅沢さ。古い建物に流れてきた長い長い時間をそこここに感じながら、温泉や地元の食材を使った食事を静かに味わうことができました。料理の味をいっそう引き立てていたのは、長く使い込まれてきたらしい紀州漆器や食器の美しさ。これまで宿泊した宿のなかでも、また泊まりたいと思う宿でした。

by kouribakokara | 2019-02-16 12:09 | Comments(0)


海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。


by kouribakokara

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旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。

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