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カテゴリ:食( 160 )

For the time being・・・

2019年8月19日月曜日

先日の台風、近隣では大きな被害もなく、我が家の庭と畑は久しぶりのまとまった雨で生気を取り戻したようでした。そして16日の夜、送り火を焚く頃には秋の虫の鳴き声も。
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夏野菜が最盛期です。多品種を少量ずつとはいえ、2人家族には十分すぎるほどの収穫。毎日のように料理して食卓へ、余剰は瓶詰めや乾燥など保存食に。成り行きからですが、しばらくの間はベジタリアンみたいな食生活が続きそう。野菜とはこんなに美味しくて、そして野菜だけでお腹一杯になるものなんだなぁと思う今日このごろ。(写真はクネクネきゅうりのぬか漬け、青唐辛子の酢漬け、青じその味噌漬けのお握り、オクラのトルコ風煮物冷製)

by kouribakokara | 2019-08-19 10:20 | | Comments(0)

梅雨の食卓から

2019年7月9日火曜日

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雑草の生育が盛んになり、小さな集落では毎日のように草刈り機の音が響いています。草刈りしても十日もすれば足首が隠れるほどに草が伸び、また抜いたり刈ったり。きれいにするために刈るのではなく、迫ってくる雑草の波をなんとかくい止めている感じです。
しかし雑草だけでなく、ハーブだって成長期。ミントを思う存分使える時期です。じとじとして梅雨寒の昼下がり、楽しみはミントをいっぱい摘んで熱湯を注いで作るミントティー。爽やかな味と香りは格別です。
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畑の畝でいつの間にやら繁殖しているスベリヒユ。これを見ると、夏だなぁと思います。世話要らずで育ち食用になるなんて、雑草と呼ぶのは失礼ですね。山形や沖縄、それにヨーロッパでも古くから食されてきた「野菜」です。暑い日にトマトといっしょに冷製パスタにしました。
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鶏小屋では、子育てがひと段落した雌鶏がまた卵を産み始めました。烏骨鶏の卵は小さめですが、割ると黄身の占める割合がけっこう大きいのが特徴です。その黄身をひと晩、スイートチリソースと塩に漬け込み、冷たいトマトに添えて。ねっとりとした卵の食感と甘味でトマトがひときわ美味しくなります。

by kouribakokara | 2019-07-09 11:59 | | Comments(0)

草イチゴ

2019年6月3日月曜日

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今年、草イチゴが豊作です。というのも、去年から草イチゴを抜かないで保護する場所を作ったため。地下茎でどんどん増えていく草イチゴ、茎にびっしりと細かいトゲがあって繁茂するとなかなかにやっかいな野草ですが、毎年5月ごろ美味しい赤い実をつけてくれます。なので場所を決めてそこだけは草イチゴが伸びるままにしておいたら、天然の草イチゴ畑になりました。
いろいろ調べると、市販のイチゴにはかなりの農薬が使われているとか。それはそうよね、美味しくて食べやすい魅惑的な果物に虫がつかないわけはない。だからと言って農薬いっぱいで育ったイチゴは食べたくないし、無農薬のものにはなかなかお目にかかれない、自分の畑でイチゴを育てる余裕もないしと考えるうち、もうイチゴは買わないで草イチゴを楽しむことにしよう、と思いました。
草イチゴが熟すこの時期、朝夕に実を摘むのが楽しい日課です。
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大量にとれた草イチゴは冷凍保存してケーキに使ったりしていましたが、今年は初めてジャムを作ってみました。草イチゴには酸味が少ないと言う人もあるけれど、うちのは十分に酸っぱい。甘味は砂糖の代わりにカザフスタン製の蕎麦ハチミツ、香りづけに庭のローズマリーを思いつくまま投入して煮込み、なかなか美味しい自家製ジャムができました。
ところで、以前は摘みながらパクっと味見した草イチゴですが、熟れた実にはしばしば先客が潜んでいます。収穫後しばらく水につけておくと、長さ3ミリほどの細い白い幼虫がクネクネと出てきます。殺虫剤を使わないかぎり、自然界の美味しいものには虫がいる・・・ここでの暮らしで何度思い知らされたことでしょう。そして今や、虫食いのない完全無欠な野菜や果物のほうが怖くて手が伸びなくなっています。

by kouribakokara | 2019-06-03 14:31 | | Comments(0)

丹波ワイナリー

2019年5月26日日曜日

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京都府船井郡京丹波町、ここに40年余りワインをつくり続けている丹波ワイナリーがあります。和食に合うワイン、という言葉を耳にするようになったのはかなり最近のような気がする私ですが、丹波ワイナリーでは創業時からの志だったとか。我が家から車で1時間ほどの場所なので、畑仕事を1日休んで訪ねてみることにしました。
平日だったのでワイン畑と工場の見学を申し込んだのは私たち夫婦だけ。夏めいてきた日差しの下、広大なブドウ畑にはブドウの花の蕾ができ始めていました。解説を聞きながらゆっくり見学を終え、ワインの試飲も。帰路の運転を私に任せ、夫は赤・白のワインのほかに梅ワインの味見もしていました。梅酒と違うのは、梅のジュースにワイン酵母を加えて作ること。甘味があって、和食の食前酒にぴったりとのことでした。
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ランチは併設されているフレンチレストラン、Du Tambaで。ブドウ畑を眺めながら地元食材を使った料理をいただきました。私はメインに鹿肉のハンバーグ、飲み物はブドウジュース。ボサノバのBGM、目の前に整然と広がるブドウの木々、明るい太陽・・・と、窓の外を見ている間はイタリアかモンテネグロかフランスか、なにやらヨーロッパのどこかに居るような気分なのですが、視線をお皿に戻すとそこには地元野菜のタケノコや夏大根、山椒の芽などが使われているフレンチ。ここは日本なんだなぁと意識する、その行ったり来たりが心地よいランチでした。海外から友人が来たら、ぜひとも連れて行きたい場所のひとつです。

by kouribakokara | 2019-05-26 15:24 | | Comments(0)

初ムーチー

2019年5月21日火曜日

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先日、久しぶりにデパートに立ち寄ったら沖縄フェアをやっていました。面白いものがありそう~と会場をうろついて、魚のすり身でおにぎりを包んだ揚げものや泡盛の製造過程で作られる麹酢、ウコンのお茶、黒糖やピーナツのお菓子など見て回りました。青果売り場でふと目に入ったのが大きな月桃(げっとう)の葉。いかにも熱帯・亜熱帯の青空をバックにのびのびと生えていそうな植物です。聞けば、沖縄の家庭ではこの葉っぱを使って昔からムーチーというお菓子が作られてきたとのこと。あ!これだ!と思い出したのは、先日買ったばかりの本『米のおやつともち』(別冊うかたま)のなかにあった沖縄の伝統菓子のページでした。記憶が新しいうちに出会えるとは。月桃の葉は10枚430円。沖縄では庭などにふつうに生えているのでしょうが、ここらあたりでは見ることのない植物ですから、とにかく買ってとにかく試作してみることにしました。
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本を見ながら餅粉と黒糖と水をこね、月桃の葉で巻いて蒸し、漢方薬のような香りにわくわくしながら出来上がるのを待ちました。翌日、4年余り沖縄に住んだことのある妹夫婦に試食してもらいました。果たしてムーチー?! 私は食べたことないからわからないのですが、妹によるとまさにムーチーだったとか。ほんのり甘い素朴なお餅でした。
我が家に月桃はないけど、夏には茗荷の葉が茂ります。調べると月桃も茗荷も同じショウガ科の植物。この夏は茗荷の葉っぱで我が家ならではのムーチーもどきを作ろうと楽しみです。

by kouribakokara | 2019-05-21 18:11 | | Comments(0)

山菜と野草と

2019 年4月25日木曜日

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春は自然の中に食材があふれています。薪仕事で山林にわけ入ると、トゲトゲのタラの木に新芽。天ぷらにしたら、鼻に抜ける香りが本当に美味です。竹林の中では、イノシシが早くからタケノコを掘り出して食べた跡があちこちに。地中にあるうちに見つけて掘り出し、上手に皮をむいて美味しいところを食べるようです。
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先日、近所の方からワラビを頂きました。今年はワラビが少なくて、市場にもあまり出回っていないとか。そういえば、私も近辺でワラビを見かけていません。タケノコも去年ほどニョキニョキと出ていなくて、例年なら友人にもお分けするのですが、今年は少数で形も小さい。去年の猛暑や大雨、台風などの影響が直接、間接に出ているのかもしれません。
頂いたワラビは、薪ストーブから出た灰で灰汁抜きをしました。熱湯を注ぐと、鮮やかな緑!煮物やサラダ、お味噌汁の具としてお腹に収まりました。
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うちの庭先ではイタドリ(スカンポ)を採りました。子どもの頃、散歩途中で父がイタドリの皮を手で剥いて、酸っぱい汁を吸っていました。私はサラダで。食べすぎには注意だそうですが、爽やかな酸味は気温が上がった日のおかずにぴったりです(写真の白っぽいネギのようなものがイタドリ)。

by kouribakokara | 2019-04-25 10:05 | | Comments(0)

春のお寿司

2019年3月21日木曜日

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昨日のこと、畑で春菊の種を撒いている時、背中に感じた陽光のあたたかさで確信しました。春が来たんだと。そして急いで確かめに行ったのは、近所の荒地。毎年そこに土筆がたくさん出るのです。三日前に見に行った時は姿形がなかったはずが・・・やっぱり出ていました!数センチの若々しい土筆たち。
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私の菜園で冬にうまく巻かなかった白菜から伸びた花芽を収穫した後、敷地内の湿気の多い斜面でセリの若葉を摘み、次に日課となっているぺんぺん草の蕾を採ってからキッチンへ。そろった材料を使って春のお寿司を作りました。自然のあまさとほろ苦さは、冬を越した植物が教えてくれるこの時期だけの特別な味です。

by kouribakokara | 2019-03-21 09:34 | | Comments(0)

春の実感

2019年3月12日火曜日

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霜が真っ白に降りる朝もあるけれど、谷あいの集落をつつむ空気は確実に暖かくなってきて、地面の植物を見ていると季節の進み具合がわかります。冬枯れて茶色だった地面もこの数日で小さな野草に覆われ、若葉色になってきました。そうなると楽しみは野草摘み。さっそく畑をぐるりと周り、ぺんぺん草(なずな)の新芽やらスイバの若葉を収穫してきました。
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半端ものの野菜やきのこ、少しだけ残っていたお肉を煮て、仕上げに茹でて刻んだスイバを加えると、酸っぱくてすこしとろみのあるスープになります。ナズナを彩りに。ヨモギの葉を入れた食パンも焼いてみました。春になった実感はまず味覚から。

by kouribakokara | 2019-03-12 16:12 | | Comments(0)

レディネス

2019年1月26日土曜日

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この1カ月間は行事も来客も多く、たくさん料理をしました。夫と2人暮らしの日常は煮物、酢の物、汁物とごくふつうの日本のごはんが中心ですが、料理本など眺めていると「これは作ってみたい、しかも数人分の量でダイナミックに作りたい」と思うレシピに出会います。そんなレシピを試すのは来客の時。味もいいだろう、失敗もしないだろうとある程度確信のもてるレシピに限りますが、材料を揃えて気合を入れて料理します。ただし前日に作り置きできるとか、下ごしらえを済ませておける場合だけ。これは、万が一失敗した時に別の料理をする余裕を持つため。これまでもそうやって、人が集まるときにドーンとテーブルに載せられる料理の数を増やしてきました。
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振り返ると、海外に住んでいる時は本当に来客が多くて、年に20~30回くらいのランチやディナーをこなしていました。今はめっきり回数も来客の数も減り、去年は12回、40人ほど。さて今年はどうなるか。
持論では料理と車の運転は同じ。しなければ段々と自信がなくなるし、する気もなくなる、そして下手になる。美味しいと言ってもらえる嬉しさを思いながら、今年も来客時のレディネスを持続させておきたいと思います。(写真上:チキンのコンフィ 写真下:タラのブニュエロ)

by kouribakokara | 2019-01-26 13:32 | | Comments(0)

寄せ集めサラダ

2018年10月26日金曜日

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菜園は秋冬野菜への切り替えの時期です。一方では夏野菜のミニトマトやゴーヤがまだ花を咲かせて実をつけるし、衰えが見えるとはいえオクラや空心菜も収穫できます。広い菜園なら夏野菜はそのままにしておけるけれど、11月に植え付けを予定している玉葱の場所を確保せねば、と夏野菜の片づけを始めました。最初の年はこの決意がすごく遅れ、秋冬野菜の植え付け時期を逃した苦い経験があります。
まずは畑やそのほかあちこちに繁茂している紫蘇から。穂紫蘇を採って醤油漬けや塩漬けにし、株を根こそぎ抜きました。トマトの青い実もすべて収穫し、室内で赤くなるのを待つことに。私の背丈を超えていたトマトの株を抜いてしまうと、畑の畝が明るく広々としました。ゴーヤも実だけ採ったらおしまい。疲れた畝に鶏糞と腐葉土を入れて、久しぶりに鍬をふるいました。
9月から育てていた人参の間引き、ゴーヤの塩もみ、小さなオクラ、ミニトマトで簡単なサラダ。畑の切り替え時期の一皿です。

by kouribakokara | 2018-10-26 10:54 | | Comments(0)


海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。


by kouribakokara

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http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html

「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。

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