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カテゴリ:住( 17 )

石の入れ替え

2018年9月21日金曜日

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雨模様の日が続きました。谷あいにある集落は陽がささなくて、ずっと暗い感じ。周囲の山をすっぽりと覆うような低い雲が、風に乗って集落にも煙のように下りてきます。土が乾く暇がないので、なかなか農作業も進みません。9月前半は雨の止み間を縫うようにして、秋・冬の野菜の種まきや苗の植え付けをしました。
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予定していた作業がなかなかできないかわりに、テラスから裏庭に出る部分の石を取り替えることにしました。この部分、テラスの屋根に降った雨が流れ落ち、小さな水路へと導かれる水の通路の役割を果たす場所です。石を取り除けば、基部はコンクリートで固められ、水がうまく流れるように傾斜がついています。これまで敷地内から出た大きめの石をごろごろ置いてあったのですが、実際に生活してみるとテラスから庭に出る頻度が多いのに足元が不安定なことが気になっていました。もう少し小さめの石を入れようか~と思い立って、すぐに実行。こういう作業は即日とりかからない限り、永遠に後回しになりそうで。
ホームセンターで石を選んでまずは2袋買い、端っこのほうで従来の石と置き換えてみました。色味や大きさなど良さそうだったので、再びホームセンターに行って16袋。1袋が15㎏ですから、持ち帰ってテラスに運ぶのはなかなかの重労働となりました。これまであった石をすべて取り除き、基部を掃除をしてから小石を入れる作業を汗だく、泥まみれで終えました。新しく入れた石がすこし汚れたり苔がついたりすれば、まわりの雰囲気とも馴染んでくるはず。何よりもつまずく心配がなくなったことが一番です。

by kouribakokara | 2018-09-21 14:07 | | Comments(0)

一番使う道具

2016年12月2日金曜日

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暮らす場所や暮らし方によって、必要な道具は変わるものです。古民家に移って以来、急に使うようになった道具の筆頭は火バサミ(ごみバサミ)。本来の用途である炭やゴミをつまむだけではありません。2階の書斎に上がるときも、片手にコーヒーカップ、もう一方には薪ストーブのそばにある火バサミを持って行くワケ・・・それは虫をつまむためです。
しばらく前までたくさんいたのが、ゲジゲジ。ひとに危害を及ぼすわけではないのですが、数cmから大きいものは10cm以上あるゲジゲジが床をはっている図はいただけません。一度ずつ殺虫剤をかけるのも嫌なので、火バサミでつまみ出していました。最近は姿を見かけなくなったのですが、かわって増えてきたのがカメムシ。寒くなる前に越冬する場所を求めているらしく、室内に入るチャンスをねらって窓の外に待機しているし、洗濯物や薪にくっついてちゃっかり家の中に入ってきます。毎日かなりの数が入ってきて、それを私が見つけてはつまみ出すという繰り返し。こんなこと、いつまで続くんだろうと思いつつ、今日も火バサミ片手に暮らしています。

by kouribakokara | 2016-12-02 10:23 | | Comments(2)

道路の補修

2016年10月20日木曜日

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以前にも書きましたが、我が家の正面玄関のそばまで車を入れるには、狭い農道から急角度で右折しつつ急勾配を上がらねばなりません。曲がり角で邪魔になっていた電柱は電力会社にすこし移動させてもらったものの、もっと以前に使われていた木製の電柱の根元が埋まったままだったし、舗装されていない路肩は滑りやすくて、ハンドルを切るタイミングが難しいことに変わりない道のままでした。
不便な場所に通い慣れているはずの職人さんや建築資材の業者さんの車でも、この曲がり角で動けなくなったことが何度かあり、そんな時は複数の人で車を押したり引いたり、あるいはもう一台の車にロープをかけて引っ張ったり。とにかくトラブルが多くて、いつか何とかしなくちゃねと話していた場所です。
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良いお天気が続いて「いよいよ行楽シーズン!」と思ったある日、夫は「いよいよ道路工事シーズン!」と思ったようで、セメントと砂と砂利、それらを捏ね上げるプラスチックの大きな容器をホームセンターから調達してきました。坂道を上がるときにグリップが効くように、すこしデコボコした感じのセメントで路肩を固めると言うのです。
まず木製の電柱の名残を掘り起こす作業から。結局、電柱は地中深く埋まっていたので、道路の高さより短くなるようにチェンソーで途中からカット。次に大きな容器の中で砂と砂利をよく混ぜ、セメントを入れてまた混ぜ、水をすこしずつ加え・・・この捏ね作業がけっこう大変でしたが、道路工事はなんとか終了。これでずいぶん通りやすくなりました。
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by kouribakokara | 2016-10-20 12:34 | | Comments(0)

試運転

2016年10月1日土曜日

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月曜日は気温が高めで蒸し暑い日でしたが、午後からストーブを購入したお店の方が来てくださって、使い方や注意点などの講習を兼ねて薪ストーブの試運転でした。
以前にも書きましたが、我が家の薪ストーブはバーモントキャスティングスの「アンコール」。側面についているダンパーを操作し、薪の燃焼を促したり燃料効率を高めて排気をきれいにしたりするのですが、車で言えばマニュアル車みたいなストーブなので、使いながらコツを覚える必要があるとか。冬場はストーブで料理もしたいので、炎の色や高さ、薪のはじける音、煙、そしてストーブの上部につけた温度計を見ながら、自分の思い通りに操作できるようになりたいものです。
試運転をしたもうひとつの理由は、鋳物なので一気に高温で焚くとひずんだり破損したりするため。温度を200~250度くらいにあげて完全に冷ますという慣らし焚きを3~4回繰り返すことで、鋳物の接合部がなじむのだとか。
それにしても暑い日に薪を焚いたので室内の気温はぐんぐん上がり、台所の吹き抜けから上昇した熱気で2階はもっと暑くなりました。薪ストーブの威力は予想以上。冬場の1階はぽかぽかでしょうが、2階にはファンがいるかもしれません。
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我が家の薪ストーブは、設置時に足の下に耐火煉瓦を敷きました。これは低い椅子に座って薪をくべたり料理ができるよう、ストーブの高さをすこし上げたかったため。耐火煉瓦は昔、日本国内のどこかの溶鉱炉で使われていたことから固く焼き締められ、ストーブの高熱と重量に耐えてくれるということで、丹波篠山で求めてきたものです。

by kouribakokara | 2016-10-01 14:58 | | Comments(0)

植木と寺社の町

2015年9月8日火曜日

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片付けの合間の外出はつい車で出かけていましたが、気持ちと時間にようやくゆとりができたので、昨日はカメラを片手にぶらりと近所を歩いてみました。
最寄の阪急山本駅は、1910年に阪急宝塚線の前身、箕面有馬電気軌道が開通した当初からあった駅だそうです。このあたりは、電車の開通と郊外住宅地の開発という当時としてはモダンな街づくりが行われた地域のひとつでした。
駅前にこんな石碑(上の写真)。刻まれている「木接(きつぎ)太夫」とは、豊臣秀吉に仕えた武士、坂上頼泰が老後に隠居した山本郷で趣味の土いじりにいそしみ、接ぎ木の法則を確立したことで、秀吉から与えられた称号です。今もこの界隈は造園業が盛んで、日本の三大植木の産地のひとつだそうです。
木接太夫の石碑のそばには「巡礼街道」の案内も。山本駅の北側は、西国三十三所観音霊場巡りの道筋にも当たります。というわけで、駅から我が家まで徒歩15分の道沿いに大きな園芸店がざっと数えただけでも10軒以上、そして神社と寺院が点在し、樹木や花の多い落ち着いた雰囲気です。松尾神社で参拝し、園芸店の花を眺め、この1ヶ月のどたばたの疲れがすーっと消えていくようでした。
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by kouribakokara | 2015-09-08 11:03 | | Comments(0)

3つの難関

2015年9月4日金曜日

今回の引越しで借りたのは、宝塚市の高台にある築53年の一戸建てです。ネットで見つけ、昭和30年代に建てられたこと(昭和33年生まれの私は理由なく親近感を持ってしまいました)、平屋で広いこと、駐車スペースが2台分あることなどに惹かれました。間取りや室内の様子を写真で見れば見るほど私好み。7月に大阪に立ち寄ったときに実際に見て、他の物件を見ることもなく、この家を借りることに決めました。
移り住んで1週間あまり。マンションとは違う開放感があって、レトロな雰囲気がいっぱいで、我ながら良い家を見つけたと思います。引き戸や障子がガタピシしてても、家事の動線が長くても、洋服をかけるクローゼットが極端に少なくても、小さな工夫や手間でなんとかなるもの。これまでも異国の色々なタイプの家を借りてきたので、家の造りに合わせて暮らし方を変えることはあまり苦になりません。
しかし、この家は車の出し入れに多少の技術が必要です。その理由のひとつは、家が狭くて急な坂道の途中にあること。
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そして門に入るにはさらに急勾配の石畳を上がらねばならないこと。
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車で帰ってくると、家の前を通り過ぎて、すこし道幅のある場所で車を停め、バックでそろそろと下がりながらハンドルを切って門に入ります。
そして最後の関門はガレージ。運転席からなんとか降りれるスペースを確保しながら、そろそろと。ガレージの横幅の狭さは、NY時代の馬小屋を転用したガレージを思い出します。
ともあれ練習して慣れるのみ・・・頻繁に車を出し入れして試行錯誤しています。
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by kouribakokara | 2015-09-04 12:01 | | Comments(0)

ひと鉢だけ

2013年6月7日金曜日

a0238314_8533041.jpg先週末に夏休みになった娘が帰国、今週に入ってからは一時帰国中だった息子が出発したため、私はあいかわらずドタバタしていましたが、それでも家の中はだいぶ落ち着いてきました。例年どおり、敷物や飾りものを夏仕様に変えてほっとしたら、我が家に足りないものがやたら気にかかり始めました。
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それは緑。カザフスタンに行くことを決めた2年前、室内やベランダにあった数々の植物を処分して以来、帰国のたびに苦になるのは部屋に観葉植物がないこと。欲しいなぁ~。けれど夏休みが終わったらまたいなくなるからと自分に言い聞かせ、まずは切花を飾っていました。でも切花だけだと「飽きる」というか、たぶん我が家の国籍様々な飾り物や絵となかなかしっくり来ないのです。昨日のこと花屋さんの前を通りかかり、やっぱり買って来てしまいました。ポトス1鉢とローズマリー1鉢。ほんの少しだけど部屋に飾ったら、やっといつもの自分の居場所になった気がしました。
by kouribakokara | 2013-06-07 09:18 | | Comments(0)

エレベーター占い

2013年4月2日火曜日

a0238314_13241264.jpg前に住んでいたハイヴィルでは、鍵を使ったことがありませんでした。というのも、棟の入り口にあるパネルにICカードをかざすとドアが開き、エレベーターホールに入ることができたからです。家のキーもドアに付いているパネルで暗証番号を入力して開け、閉めるときは自動で鍵がかかりました。

今度のアパートでは、家にたどりつく前に3つの道具を使います。まず棟の入り口を開けるには、ICチップが入っているらしき棒の先を入り口のパネルの金属部分に重ねます。しばらくするとピッと音がし、ドアが開きます。エレベーターは有料。プリペイドのエレベーターカード(500テンゲ)を差込み、自分の行きたい階を押します。1回5テンゲ(約3円)なので100回乗れる計算です。カードはアパートの一角にある事務所で、いつでもリフィルしてくれます。家に着くと、まずは分厚い無愛想な鉄のドア。その内側にもう1枚、木のドアがついています。鍵穴は合計3つ。ちょっとした外出では鍵を3つもかける必要はありませんが、長期不在の時は安全のためすべて施錠するよう言われています。
ハイヴィルではエレベーターが無料だったせいで無意識に使っていましたが、ここでは安いとは言っても有料。そうなると、重い荷物がない時や下に降りる時などは「もったいないし、健康のため」と階段を使う頻度が増えました。外出から戻り8階の我が家へ行こうとエレベーターに乗った際、偶然にも8階から降りてくる人がエレベーターを上に呼んだら、カードを使わなくてもタダで帰還でき、そんな日は「おぉ、今日はついてる♪」と喜ぶ私。
by kouribakokara | 2013-04-02 13:36 | | Comments(0)

ごめんくださ~ぃ

2013年3月7日木曜日

昨日から、引っ越し先のアパートに荷物を運び始めました。予想はしていたけど、雪の積もった駐車場や凍りついた歩道のせいで作業は大変。1人で始めたので時間ばかりかかっていますが、まずは転倒しないことが最優先。
昨日の朝、私はあちらのアパートのドアの鍵をちょっとドキドキしながら回しました。実はその2日前、メジャーを持って部屋のサイズを測りに行った時、だれもいないはずのアパートに・・・・・・人が居た!! 50~60代の体調がどこか悪そうな女性で、室内もなにやら散らかっていました。そんな時、言葉がわからないことを本当に悔やみます。ともあれ、大家さん(海外在住)の代理人(親戚でアスタナ在住)に電話をし、英語を話す彼女が来るのを玄関の外で待ちました。
室内に居た女性も大家さんの親戚でした。何やら親戚内のトラブルがあって、どういう訳だか行き先が無くなったその人が「悶々として」なぜかアパートに泊まってた、ということらしいのです。
大家さんの代理人にとっても不測の事態だったらしく、「契約通り、水曜日からの引越し作業に間に合うよう解決するから」とのことでした。a0238314_12183632.jpgでも昨日の朝までどこか半信半疑だった私。
そのおばさんと私たち夫婦3人の同居生活になったりしてー。いやいや、突然に契約が白紙に戻ったら、私たちの住む家ないよ~。
どこか他人事のように妄想しながら、昨日は玄関の鍵を回したのでした。ドアを開けたら、きれいにお掃除された玄関ホール。し~んとして人の気配もありません。でも念のため、ロシア語で「ズドラーストヴィーチェ(こんにちは)」、それから日本語で「ごめん・くだ・さ~ぃ」と声をかけました。
by kouribakokara | 2013-03-07 12:37 | | Comments(2)

ここからここへ

2013年2月17日日曜日

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引越しは来月10日ということになりました。急に思い立って引っ越すわけではなく、少し前から考えていたことです。ハイヴィルは、しいて例えれば青山か六本木のマンション。高所得者や外国人が住み、敷地内にジムやプール、美容室、レストランも一応あって、セキュリティも万全です。駐車場には高級車がずらりと並んでいます。こちらに来て間もない頃は安全面を重視し、少ない知識でこのアパートを選んだものの、アスタナの様子がわかるようになるにつれ、このスタンダードはいかにも贅沢だと思うようになりました。それに、2人暮らしに広さ140平米、3LDKは必要ありません。(上の写真左はハイヴィル、右は今度のアパート)
もうひとつの問題は家賃。国際機関の職員は、どこの国に赴任しても家賃は自分のサラリーから払います。家賃が一定の金額を超えると超過した部分について多少の補助が出ますが、その「一定の金額」が高い・・・つまり、もともと家賃の高い家に住めるような仕組みにはなっていないのです。a0238314_13435865.jpg私たちも子どもへの仕送り、日本の家のローンなどを考え、アスタナでの家賃を削ろうということになりました。
そんな矢先、家を貸したい人がいると現地職員から情報が入り、見に行きました。旧市街地の川沿いにあるやや古めの建物ですが、メンテナンスはきちんとされているようです。駐車場の車や出入りする人の様子からすると、普通の暮らしぶりの人たちが住んでいる感じで、却ってほっとします。アパートは1LDKですが、93平米と広さは十分。内装は替えたばかりだそうで、ちょっと意外だったのはキッチンをはじめ、すべてがイケアのものだったこと。古い建物に明るくてモダンな部屋は、なんだか良い感じです。そして家賃が今の半分以下・・・条件がぴったり合ったところで、迷わず決めました。この1年半、アスタナの街をうろうろして少しは養った自分の目を信じることにして。
アスタナでの暮らし、前半はレフトバンクだったので、後半はライトバンクで、と楽しみにしています(右の建物8階の角部屋)。
by kouribakokara | 2013-02-17 13:50 | | Comments(4)


海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。


by kouribakokara

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「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。

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