和ハーブ
2021年6月14日月曜日
毎日のようにどこからか草刈り機の音が響くようになりました。刈っても刈っても、とにかく育つ。山や畑の管理をしているご近所の方たちはもとより、うちの夫も数日ごとに草刈り機を背負って敷地内の草刈り。そうでもしないと、すぐに草丈はくるぶしを超えて繁茂します。そんな季節ですから、ハーブの成長もめざましい。
庭ではミントやオレガノ、ローズマリー、セージなど外来種のハーブのほか、この春、夫の弟の家からもらってきた和ハッカも大きくなってきました。暑い午後、和ハッカとヨモギの葉を摘んで淹れるハーブティーを飲めば、喉から胸にかけてすーっと驚くばかりの清涼感が広がります。
和のハーブといえば、ちょうどドクダミも白い花の季節。葉っぱをちぎってアルコール度40度以上のジン(ウォッカでも)に漬け、虫刺され用のチンキを作りました。痒みも腫れもすぐひいてよく効くのは、ドクダミの効能だと思います。
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by kouribakokara
| 2021-06-14 09:21
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ムバンダカのお面
2021年6月7日月曜日 お面のひとつは2つの顔が左右についたような、いかにもアフリカンアートっぽいものでしたが、もうひとつは倭時代の女性の面影を彷彿とさせるほど不思議とアジア的な表情のお面でした。NYの家に飾ったけれど、小学生の娘がなんとなく怖がったこともあってそのままお蔵入り。
初夏、そろそろ家の中も小さな模様替えをするかな~。2階の奥にしまい込んである置物や絵や布を引っ張り出して、さて何を飾ろうかと考えるのは楽しみのひとつです。
そして手にとったのは、これまでほとんど飾ったことのなかったコンゴ共和国のお面。NY時代に夫が出張でコンゴに出かけた折、ムバンダカという街で買ってきたものです。もう十数年も前のこと、子ども兵士の解放や日本のODAによる予防接種支援のことで、夫はマラリアの薬を携えて出張したのでした。そして持ち帰ったのは2つのお面。街のマーケットで売られていたそうですが、お土産用に作ったものではなく伝統的なお祭りかなにかで使われていたもののようです。
今回、我が家の柱にかけて眺めてみたら・・・うん、やっぱりこのお面はとっても好い。時空を超え、文化や言葉を超え、こっちを見ている表情の静謐さ。対峙してお面を造った人のこと、これを被って踊った人のことなどとりとめもない想像をしてるうち、なにかしらいい気持ちになる私です。
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by kouribakokara
| 2021-06-07 12:09
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裏庭は芝生に
2021年5月31日月曜日 最初から裏庭を芝生にしなかったのは、古民家の風情に合うかどうかよくわからなかったから。けれど暮らしているうちに足元の安全や雑草の管理など、色々な面で芝生が良さそうに思えてきました。ミモザに変わって山モミジを、芝生は姫高麗芝にしようと決め、まずは裏庭を耕運機で耕しました。軽トラで川砂を買って来て、庭一面に10センチほどの厚さに敷き詰め、その上に30㎝四方の芝生を置いていきました。
日々濃くなっていく緑の中、ドクダミやユキノシタの花がとてもきれいな季節です。
ところで遡ること2カ月余り前、思い立ってテラス側の庭を一気に芝生化することにしました。きっかけとなったのは、3年ほど目を楽しませてくれたミモザの木が立ち枯れてしまったこと。花も咲かず新芽も出ず・・・期待していた復活の可能性はないとわかり、別の苗木に植え替えることに。その際、雑草が生えているだけの原っぱ状態の足元も芝生に敷き替えることにしました。テラス側の庭にはピザ窯やバーベキューができる場所が造ってあり、人が集まった時に芝生の上に座ったり寝転んだりできたら良いかも、そんな風に時々思っていたのです。
感染症が収まったら、家族や親戚や友人と芝生でのんびり集まりたいものです。
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by kouribakokara
| 2021-05-31 09:15
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猪肉料理第5弾
2021年5月19日水曜日
お天気が悪い日は外での作業をあきらめ、手間のかかる料理でも。冷凍庫にストックされている猪の塊肉を出して解凍後、まずはミンチ作り。味噌を仕込むときに大豆を潰す目的で買ったミンサー、ようやく本領を発揮できて、塊肉はいとも簡単にミンチとなりました。夕食はナツメグを少し多めに入れた猪肉のミートローフ。
先日の蜂蜜をたっぷりと砂糖代わりに使って、これも久しぶりのマドレーヌ。自家製の蜂蜜がなければ、高くつきそうなレシピなので試したことがなかったのですが、今回は迷わず作ってみました。甘味がさわやかなマドレーヌになりました。
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by kouribakokara
| 2021-05-19 20:00
| 食
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茶摘みの季節
2021年5月5日水曜日
朝から雨で、やっとPCの前に座っています。このところ、晴れた日は朝食後そそくさと作業着に着替えて午前中は薪割り、午後は鍬に持ち替えて畑仕事という日々でした。ブログを書いてないなぁ~と思いつつも、季節は待ってくれないからすべきことがいっぱい。暑くなる前のこの時期にご近所さんから頂いた間伐材を薪にしなくちゃ、畑は夏野菜作りに切り替えねば、たっぷりと豆がふくらんだカラスノエンドウを刈ってお茶作りも、そういえばお茶の木の新芽も摘む時期だ・・・比較的のんびりとしている冬から一転、例年この時期は自然の移ろいを楽しみながら作業に追われ、夜はバタンと寝て朝まですぐ、そして毎日が飛ぶように過ぎていきます。
写真は上から、満開のヒメウツギとカラスアゲハ、新芽が出たお茶の木と一番先端の3枚葉。この3枚葉だけを摘んで、緑茶を作ります。紅茶で言えばオレンジペコですね。
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by kouribakokara
| 2021-05-05 09:56
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海外を転々とする生活が終わりました。行李箱(中国語でスーツケース)で運んだ数々のものたちとともに暮らす日本での生活をつづります。
by kouribakokara
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http://movies.nytimes.com/2011/03/18/movies/the-gift-to-stalin-story-of-a-jewish-boy-review.html
「The Gift to Stalin」
旧ソ連体制時代のカザフスタンの片田舎での出来事を描いた映画。背景に映し出されるステップの四季がとてもきれい。